バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

リン脂質のポリエチレングリコール誘導体に包み込まれたアンスラサイクリン系抗腫瘍抗生物質

2015年11月30日 | 医療 医薬 健康
リン脂質のポリエチレングリコール誘導体に包み込まれたアンスラサイクリン系抗腫瘍抗生物質のナノミセル製剤

出願人: 中国科学院生物物理研究所
発明者: 梁 偉, 唐 寧, 張 春玲, 饒 子和

出願 2008-503348 (2005/06/24) 公開 2008-534525 (2008/08/28)

【要約】本発明は、治療有効量のアンスラサイクリン系抗腫瘍抗生物質、リン脂質のポリエチレングリコール誘導体、及び医薬上許容されるアジュバントを含む、静脈注射が可能なアンスラサイクリン系抗腫瘍抗生物質のナノミセル製剤を提供する。形成されたナノミセル中に薬物を包み込んで、静脈注射可能なアンスラサイクリン系抗腫瘍抗生物質のナノミセル製剤が製造される。アンスラサイクリン系抗腫瘍抗生物質とリン脂質のポリエチレングリコール誘導体は、粒径が極めて均一であるナノミセルを形成している。ミセルにおいて、ポリエチレングリコール分子は、薬物を包み込んだ疎水核の周囲に親水性の保護層を形成し、薬物が血液中の酵素などのタンパク質分子と接触すること、及び体内の細網内皮系に識別・貪食されることを防止し、ミセルの体内の循環時間を延長している。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2008534525/

抗生物質の注射剤及びその投与液

2015年11月30日 | 医療 医薬 健康
出願人: アリジェン製薬株式会社
発明者: 中島 寛文, 町田 治彦

出願 JP2007063003 (2007/06/28) 公開 WO2008001849 (2008/01/03)

【要約】デプシペプチド系抗生物質、WAP= 8294A2 を有効成分とする、安定で高濃度のWAP= 8294A2 を含有する注射用医薬組成物を提供する。式(1) に示す構造式を有するWAP= 8294A2 を有効成分とし、安定化剤または溶解剤として2-ヒドロキシプロピル-β-サイクロデキストリンまたはβ-サイクロデキストリンを含有し、かつpH無調節の注射用医薬組成物。この医薬組成物にリン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素一ナトリウム及び水酸化ナトリウム溶液からなるpH調節剤とデキストロースなどの輸液または希釈液を用時混合してWAP= 8294A2 の注射用投与液を調製する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2008001849/



粘膜投与用ワクチン組成物

2015年11月30日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: 日東電工株式会社
発明者: 浅利 大介, 岡崎 有道, 松下 恭平, 大久保 勝之, 前田 佳己, 宍戸 卓矢, 李 文▲せい▼, 堀 光彦, 杉山 治夫

出願 2014-014814 (2014/01/29) 公開 2014-169283 (2014/09/18)

【要約】【課題】効能の高く、利便性の高い癌ワクチン用組成物を提供すること。【解決手段】本発明は、(i)HER2/neu E75ペプチドおよび/または改変HER2/neu E75ペプチド;ならびに(ii)細胞性免疫誘導促進剤を含む、細胞性免疫誘導のための粘膜投与用癌ワクチン組成物を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014169283/



粘膜投与用WT1ペプチド癌ワクチン組成物
出願人: 日東電工株式会社, 国立大学法人大阪大学
発明者: 浅利 大介, 松下 恭平, 岡崎 有道, 前田 佳己, 大久保 勝之, 堀 光彦, 杉山 治夫

出願 2014-014812 (2014/01/29) 公開 2014-169282 (2014/09/18)

【要約】【課題】効能の高く、利便性の高い癌ワクチン用組成物を提供すること。【解決手段】本発明は、(i)WT1ペプチドおよび/または改変WT1ペプチド;ならびに(ii)細胞性免疫誘導促進剤を含む、細胞性免疫誘導のための粘膜投与用癌ワクチン組成物を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2014169282/


GABAB受容体作動薬を用いた脊髄小脳変性症治療薬

2015年11月30日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛

整理番号 S2014-0586-N0
掲載日 2015年11月26日
出願番号 特願2014-035793  出願日平成26年2月26日(2014.2.26)
公開番号 特開2015-160819  公開日平成27年9月7日(2015.9.7)
発明者:平井 宏和
出願人 : 国立大学法人群馬大学

発明の概要 【課題】本発明の課題は、脊髄小脳変性症で見られる運動失調を改善し、患者の生活レベルを向上させる治療薬を提供することである。
【解決手段】GABAB受容体作動薬を含み、単剤で投与される、脊髄小脳変性症(痙性麻痺
を伴うものを除く)を治療するための医薬組成物を提供する。J-Store >>国内特許コード P150012618

ヒト由来エンドセリン受容体タイプB(hETBR)に対する新規のモノクローナル抗体

2015年11月30日 | 抗体 免疫 抗原 

モノクローナル抗体、並びに、ハイブリドーマ スコア:7556 審査請求:有
出願人: 積水化学工業株式会社
発明者: 西口 直樹, 尹 明義, 佐藤 周知

出願 2010-261283 (2010/11/24) 公開 2012-111706 (2012/06/14)

【要約】【課題】ヒト由来エンドセリン受容体タイプB(hETBR)に対する新規のモノクローナル抗体を提供する。【解決手段】ヒト由来エンドセリン受容体タイプBに対するモノクローナル抗体であって、ヒト由来エンドセリン受容体タイプBの細胞外ドメインに対して特異的に反応するモノクローナル抗体が提供される。エンドセリン受容体タイプBとナチュラルリガンドとの結合を阻害することができるもの、エンドセリン受容体タイプBが有するナチュラルリガンド特異的なシグナル伝達を阻害することができるものであることが好ましい。当該モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマとして、受託番号がFERM P-21961であるハイブリドーマも提供される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012111706/



siRNA検出方法

2015年11月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願人: 株式会社ジーンケア研究所
発明者: 二見 和伸, 古市 泰宏

出願 JP2009051405 (2009/01/29) 公開 WO2009098988 (2009/08/13)

【要約】siRNAの末端のオーバーハングに対して、ポリdGを付加させる。続いて、Tag配列を付加したポリdC配列のプライマーをアニールさせ、逆転写反応によりcDNAを合成させる。Tag配列と同じ配列を持つプライマーと、検出したいsiRNA配列と同じ配列のプライマー間で、定量PCRを行う。既知量の短鎖dsDNAで作成した検量線から、目的のsiRNA量を知ることが可能である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2009098988/

ヒト由来アンジオテンシンII受容体タイプIに対する新規のモノクローナル抗体

2015年11月30日 | 抗体 免疫 抗原 
モノクローナル抗体

出願人: 積水化学工業株式会社google_iconyahoo_icon
発明者: 佐藤 周知, 尹 明義, 西口 直樹, 清水 達丈

出願 2009-270432 (2009/11/27) 公開 2011-111422 (2011/06/09)

【要約】【課題】ヒト由来アンジオテンシンII受容体タイプIに対する新規のモノクローナル抗体を提供する。【解決手段】ヒト由来アンジオテンシンII受容体タイプIに対するモノクローナル抗体であって、ヒト由来アンジオテンシンII受容体タイプIの細胞外ドメインに反応し、ヒト由来アンジオテンシンII受容体タイプIの細胞内ドメインには反応しないモノクローナル抗体が提供される。当該モノクローナル抗体において、ヒト由来アンジオテンシンII受容体タイプIのナチュラルリガンド特異的なシグナル伝達を行うことが可能な構成が推奨される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011111422/



抗ヒスタミン受容体タイプ1モノクローナル抗体、並びに、ハイブリドーマ

2015年11月30日 | 抗体 免疫 抗原 

出願人: 積水化学工業株式会社
発明者: 尹 明義, 西口 直樹, 清水 達丈, 土居 淳

出願 2008-147042 (2008/06/04) 公開 2009-292759 (2009/12/17)

【要約】【課題】ヒト由来ヒスタミン受容体タイプ1に対する新規のモノクローナル抗体と、当該モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマを提供する。【解決手段】ヒト由来ヒスタミン受容体タイプ1の細胞外ドメインの立体構造を認識することを特徴とする抗ヒスタミン受容体タイプ1モノクローナル抗体。前記細胞外ドメイン内の細胞外ループの立体構造を認識するものである構成、前記細胞外ループが細胞外第2ループである構成、及び、ヒスタミン受容体タイプ1に結合することにより、前記ヒスタミン受容体タイプ1が有するナチュラルリガンド特異的なシグナル伝達を促進することができる構成が推奨される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009292759/

ヒト抗ヒトインターロイキン-18抗体およびその断片、並びにそれらの利用方法

2015年11月30日 | 医療 医薬 健康
出願人: 独立行政法人科学技術振興機構, 財団法人化学及血清療法研究所
発明者: 杉村 和久, 中西 憲司, 中島 敏博

出願 JP2004006403 (2004/04/30) 公開 WO2004097019 (2004/11/11)

【要約】本発明のヒト由来のヒト抗ヒトIL-18抗体は、ヒトIL-18に対する抗体であり、以下の(a)または(b)のポリペプチドからなるH鎖の相補性決定領域と、(c)または(d)のポリペプチドとからなる、ヒトインターロイキン-18に対するL鎖の相補性決定領域とを含むものである。(a)配列番号4~6に示されるアミノ酸配列からなるポリペプチド。(b)(a)に記載のポリペプチドの改変体であって、H鎖の相補性決定領域となるポリペプチド。(c)配列番号10~12に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド。(d)(c)に記載のポリペプチドの改変体であって、L鎖の相補性決定領域となるポリペプチド。これにより、ヒト抗ヒトIL-18抗体およびその利用方法を提供することが可能となる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2004097019/

生物医薬品製剤のための緩衝剤

2015年11月30日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願人: アムジェン インコーポレイテッド
発明者: ヤティン ゴカーン

出願 2013-083922 (2013/04/12) 公開 2013-144715 (2013/07/25)

【要約】【課題】生物医薬品製剤のための緩衝剤の提供。【解決手段】本発明は、約4.0~約6.0のpHを有するプロピオン酸塩緩衝液と、少なくとも1つの賦形剤と、有効量の治療用ポリペプチドとを有する水溶液を含む生物医薬品製剤を提供する。プロピオン酸塩緩衝液は、約1~50mM、2~30mM、3~20mM、4~10mMおよび5~8mMから選択される濃度を含むことができる。本発明の生物医薬品製剤中に含まれる治療用ポリペプチドは、抗体、Fd、Fv、Fab、F(ab’)、F(ab)2、F(ab’)2、単鎖Fv(scFv)、キメラ抗体、二重抗体、三重抗体、四重抗体、ミニボディ、ペプチボディ、ホルモン、増殖因子または細胞シグナル伝達分子を含むことができる。本発明はまた、生物医薬品製剤を調製する方法も提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013144715/


生物医薬品製剤のための緩衝剤
出願人: アムジェン インコーポレイテッド
発明者: ゴカーン, ヤティン

出願 2009-506610 (2007/04/19) 公開 2009-534390 (2009/09/24)

【要約】本発明は、約4.0~約6.0のpHを有するプロピオン酸塩緩衝液と、少なくとも1つの賦形剤と、有効量の治療用ポリペプチドとを有する水溶液を含む生物医薬品製剤を提供する。プロピオン酸塩緩衝液は、約1~50mM、2~30mM、3~20mM、4~10mMおよび5~8mMから選択される濃度を含むことができる。本発明の生物医薬品製剤中に含まれる治療用ポリペプチドは、抗体、Fd、Fv、Fab、F(ab’)、F(ab)2、F(ab’)2、単鎖Fv(scFv)、キメラ抗体、二重抗体、三重抗体、四重抗体、ミニボディ、ペプチボディ、ホルモン、増殖因子または細胞シグナル伝達分子を含むことができる。本発明はまた、生物医薬品製剤を調製する方法も提供する。前記方法は、約4.0~約6.0のpHを有するプロピオン酸塩緩衝液と少なくとも1つの賦形剤とを有する水溶液を、有効量の治療用ポリペプチドと組み合わせる手順を含む。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2009534390/

審査請求:有 審査最終処分:取下