バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

自動培養装置によるヒトiPS細胞の長期間培養に成功

2015年11月28日 | 細胞と再生医療
今回 COI プログラムの中で開発した自動培養装置では、ヒト iPS 細胞の培地交換、細胞観察、継代作業※1 を自動化しました。まず熟練培養者の作業を動画解析し、細胞培養に必要な熟練した研究者の培養動作をロボット技術により再現しました。また、インキュベータや遠心分離機や位相差顕微鏡など細胞培養に必要な機器を備えた上で、従来の自動培養装置に比べ小型化に成功しました。日本の研究 2015-11-27

心臓組織シートを、細胞が生きた状態で簡便に積層化する方法の開発

2015年11月28日 | 医療 医薬 健康
松尾 武彦 元大学院生(当時・京都大学 医学部附属病院 心臓血管外科、現・京都大学 医学研究科 客員研究員、神戸市立医療センター中央市民病院医長)、山下 潤 教授(京都大学 CiRA、再生医科学研究所)、坂田 隆造 元教授(当時・京都大学 医学部附属病院 心臓血管外科、現・神戸市立医療センター中央市民病院院長)、田畑 泰彦 教授(京都大学 再生医科学研究所)らの研究グループは、ゼラチンハイドロゲル粒子を利用することで、細胞シートを簡便に多数積層化する手法を確立しました。 日本の研究 2015-11-27


腸内環境改善食品

2015年11月28日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願人: 日清ファルマ株式会社
発明者: 竹本 有貴, 酒井 秀之, 峯村 剛

出願 2012-101339 (2012/04/26) 公開 2013-226095 (2013/11/07)

【要約】【課題】小腸から大腸にかけて適切な部位でビフィズス菌及び乳酸菌などの菌を放出することができ、便通や便臭及び便の状態などを改善することができる腸内環境改善食品を提供すること。【解決手段】ビフィズス菌を含有する大腸崩壊性製剤及び乳酸菌製剤を含有することを特徴とする腸内環境改善食品、及び、該腸内環境改善食品の所要量を1包装にしたことを特徴とする腸内環境改善食品セット。好ましくは、大腸崩壊性製剤がその外層にキトサン含有層及び腸溶性基材層をこの順番で被覆してなるものであり、乳酸菌製剤が腸溶性製剤であるものである。また、大腸崩壊性製剤及び/又は乳酸菌製剤は、顆粒剤、錠剤、ハードカプセル、ソフトカプセルから選択されるいずれかの固形剤であることが好ましい。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013226095/

ビフィズス菌大腸デリバリーカプセル及びその製造方法

2015年11月28日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
ビフィズス菌大腸デリバリーカプセル及びその製造方法
出願人: フロイント産業株式会社, 日清ファルマ株式会社
発明者: 今村 奈津子, 山中 邦昭, 峯村 剛

出願 2011-250418 (2011/11/16) 公開 2012-149032 (2012/08/09)

【要約】【課題】ハードカプセルに内包されるビフィズス菌が胃及び小腸で溶出することなく、大腸で速やかに溶出し、かつ、胃及び小腸でのハードカプセル内への水分の侵入を抑え、ビフィズス菌の失活を抑えることができるビフィズス菌大腸デリバリーカプセルであって、動物性タンパク質を使用せずに十分な強度を有し、強度を増大させるためのコーティングが不要であり、更にコーティング量を抑え、有利な製造コストで製造できるビフィズス菌大腸デリバリーカプセル及びその製造方法の提供。【解決手段】ゼラチン又はセルロース誘導体を基材とするハードカプセル内にビフィズス菌を含み、前記カプセルの嵌合部にバンドシールを有し、前記カプセルの表面に、キトサン含有層と、腸溶性基材含有層とを、この順に有してなるビフィズス菌大腸デリバリーカプセル及びその製造方法である。ekouhou.net 特許公開・明細書(全文)

「中国起源の新型インフル患者発生」 政府訓練、全市町村に緊急宣言想定

2015年11月28日 | 医療 医薬 健康

 政府は27日、国内の複数の地域で新型インフルエンザの患者が発生したとの想定で対策訓練を実施した。政府対策本部が首相官邸で会合を開き、本部長の安倍晋三首相が全国に緊急事態を宣言。都道府県を通じて全市町村へ情報伝達する手順の確認を目的とする。 産経 SankeiBiz.,2015.11.27

「4種混合ワクチン」出荷再開へ 品薄続き、厚労省が「自粛」解除

2015年11月28日 | NEWSクリッピング
 厚生労働省の出荷停止指示により品薄となっている化学及血清療法研究所(化血研)の「4種混合ワクチン」について、厚労省が近く、出荷自粛要請を解除することが25日、関係者への取材で分かった。出荷見合わせから2カ月たち、一部の医療機関で接種の中止や延期の動きが出ていた。

 4種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオの4種類の病原体に対応。生後3カ月以降、原則無料の定期接種として計4回接種される。産経 SankeiBiz.,2015.11.26

流行する前に知っておきたい インフルエンザの最新情報

2015年11月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒


 感染すると発熱や関節の痛みなどを引き起こすインフルエンザ。日本では毎年12月から3月ごろに発症率が高くなる。本格的な流行を前に予防法、対処法を確認しておきたい。

 日経メディカルの記事によると、今シーズンのインフルエンザ流行は全国的に昨シーズンより遅い立ち上がりとなっている。11月15日(第46週)までのデータを見る限り、インフルエンザ定点当たり届出数が1人を超える「流行入り」は、12月半ば当たりからとなりそうだという。 日経BP(医療Webサイト)2015年11月27日

細胞培養用デバイス

2015年11月28日 | 医療 医薬 健康

出願番号 特願2014-009737
公開番号 特開2015-136318
出願日 平成26年1月22日(2014.1.22)
公開日 平成27年7月30日(2015.7.30)
発明者 :野村 暢彦・鈴木 博章・佐々 文洋・清川 達則・横川 雅俊・豊福 雅典・尾花 望・濱田 将風・稲葉 知大・
出願人:国立大学法人 筑波大学

発明の概要 【課題】一度に例えば数万株以上の多数の細胞を容易に分離・培養すると共に、分析・選別もその場で(in-situ)できる新規な細胞培養用デバイスを提供する。
【解決手段】片側に複数の凹部が配置された基板と、複数の凹部に充填されたゲル状培地とを備える細胞培養用デバイスであって、複数の凹部の内表面を除いた基板の片側の表面の少なくとも一部は、JIS 3257(1999)に従って測定した接触角が50°以上である表面である、細胞培養用デバイス。 J-Store >>国内特許コード P150012631



細胞シート及び三次元細胞培養体の凍結保存のための緩慢ガラス化方法

2015年11月28日 | 医療 医薬 健康

出願番号 特願2014-023664
公開番号 特開2015-149905
出願日 平成26年2月10日(2014.2.10)
公開日 平成27年8月24日(2015.8.24)
発明者 :松村 和明・武内 雅弘・吉村 滋弘

出願人:国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学・大陽日酸株式会社

発明の概要 【課題】 細胞シート又は三次元細胞培養体の形態である培養細胞に対して、従来のガラス化法における急速凍結による不都合を回避し、細胞生存率の高い、新しい凍結保存方法を提供すること。
【解決手段】 細胞シート又は三次元細胞培養体の形態である培養細胞の培地を、カルボキシル基を導入したε-ポリ-L-リジンを含むガラス化溶液と、置換する工程、培地がガラス化溶液によって置換された培養細胞を、気体雰囲気中で冷却する工程、を含む、培養細胞を緩慢ガラス化する方法。J-Store >>国内特許コード P150012612