バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ホスファプラチン、ならびにシスプラチンおよびカルボプラチンに対し耐性を有する癌の治療におけるその使用

2015年09月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: オハイオ ユニバーシティー
発明者: ボース,ラシンドラ,エヌ.

出願 2013-120309 (2013/06/07) 公開 2013-227218 (2013/11/07)

【要約】【課題】癌の治療のためのシスプラチンおよびカルボプラチンに代わる安定で効果的な代替物の提供。【解決手段】シスプラチンとは異なり、ホスファプラチン、すなわち白金(II)の安定な単離されたモノマーリン酸錯体は、容易に加水分解せず、水溶液に極めて可溶であり水溶液中で安定している。さらに、ホスファプラチンは、シスプラチン、カルボプラチンおよび関連した白金系抗癌剤とは異なり、DNAに結合しない。むしろ、データは、ホスファプラチンが、fasおよびfas関連転写因子、ならびにBakおよびBax等のいくつかのアポトーシス促進遺伝子の過剰発現を誘引することを示唆している。にもかかわらず、当該錯体は、癌細胞に対し驚異的な細胞傷害性を示す。そのため、本発明は、当技術分野におけるものとは異なる分子標的を有する新規な白金抗癌剤として有用なホスファプラチンの調製方法を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013227218/


ホスファプラチン、ならびにシスプラチンおよびカルボプラチンに対し耐性を有する癌の治療におけるその使用

出願人: オハイオ ユニバーシティー
発明者: ボース,ラシンドラ,エヌ.

【要約】本発明は、ホスファプラチン、すなわち白金(II)および(IV)の安定な単離されたモノマーリン酸錯体、ならびに、シスプラチン耐性癌およびカルボプラチン耐性癌を含む癌を治療するためのそれらの使用方法を提供する。シスプラチンとは異なり、これらの錯体は容易に加水分解せず、水溶液に極めて可溶であり水溶液中で安定している。さらに、これらの錯体は、シスプラチン、カルボプラチンおよび関連した白金系抗癌剤とは異なり、DNAに結合しない。むしろ、データは、ホスファプラチンが、fasおよびfas関連転写因子、ならびにBakおよびBax等のいくつかのアポトーシス促進遺伝子の過剰発現を誘引することを示唆している。にもかかわらず、当該錯体は、癌細胞に対し驚異的な細胞傷害性を示す。したがって、本発明は、当技術分野におけるものとは異なる分子標的を有する新規な白金抗癌剤を提供する。
出願 2010-520294 (2008/08/06) 公開 2010-535803 (2010/11/25)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2010535803/

エストロゲン受容体に関係する遺伝子および経路を明らかにする

2015年09月20日 | からだと遺伝子
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乳房の腫瘍のレーザーマイクロダイセクションおよびマイクロアレイ解析が、エストロゲン受容体に関係する遺伝子および経路を明らかにする
出願人: ベリデックス・エルエルシー, Veridex,LLCgoogle_iconyahoo_icon, レーンハルト・スーザンgoogle_iconyahoo_icon, LEHNHARDT, Susangoogle_iconyahoo_icon, ユー・ジャックgoogle_iconyahoo_icon, YU, Jack, ジャン・ユチウ, JIANG, Yuqiu, ヤン・フェイ, YANG, Fei

発明者: ワン・イーシン, ユー・ジャック, ジャン・ユチウ, ヤン・フェイ

【要約】【課題】エストロゲン受容体の発現状態を決定する方法を提供する。【解決手段】ER+の腫瘍とER-腫瘍間で有意差のある発現をする、有意なp値の147の遺伝子および112の遺伝子が、LCMデータセットおよび組織塊データセットそれぞれから同定された。61の遺伝子は共通のデータセットで見出され、さらに85の遺伝子がLCMデータセットに特有であり、51の遺伝子が腫瘍塊データセットにのみ存在した。85の遺伝子についての遺伝子オントロジーを用いた経路分析により、エンドサイトーシス、セラミド産生、Ras/ERK/Arkカスケード、およびJAT-STAT経路に関与した遺伝子がERに関係する役割を果たしていることが示唆された。LCMによって採取した腫瘍細胞の遺伝子プロファイリングは、上皮腫瘍細胞の研究および特徴付け、ならびにERに関連するシグナル伝達経路の知見を得る上で特有のアプローチを提供する。
出願 2008-505567 (2006/04/03) 公開 2008-538284 (2008/10/23)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2008538284/


プロテインキナーゼのインヒビターとして有用なチアゾール化合物

2015年09月20日 | 創薬 生化学 薬理学
出願人: バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド, VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED

発明者: コクラン, ジョン, ナンサクマー, スガンティニ, ハリントン, エドモンド, ワン, ジアン

【要約】本発明は、式Iの化合物またはその薬学的に受容可能な誘導体を提供する。これらの化合物は、プロテインキナーゼのインヒビター(特に、GSK3、Aurora2またはSyk哺乳動物プロテインキナーゼのインヒビター)である。本発明はまた、本発明の化合物を含有する薬学的に受容可能な組成物、および種々のプロテインキナーゼが媒介する障害を治療する際のこれらの化合物および組成物を使用する方法を提供する。GSK3、Aurora2またはSykプロテインキナーゼ活性を検出可能に阻害する量の化合物、および薬学的に受容可能な担体、アジュバントまたはビヒクルを含有する、組成物。

出願 2003-500084 (2002/05/23) 公開 2006-516110 (2006/06/22)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2006516110/


プロテインキナーゼのインヒビターとして有用なチアゾール化合物
出願人: バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド, VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED

発明者: ジョン コクラン, スガンティニ ナンサクマー, エドモンド ハリントン, ワン ジアン

【要約】【課題】プロテインキナーゼを阻害する新しい治療剤を提供する。【解決手段】本発明は、式Iの化合物またはその薬学的に受容可能な誘導体を提供する。これらの化合物は、プロテインキナーゼのインヒビター(特に、GSK3、Aurora2またはSyk哺乳動物プロテインキナーゼのインヒビター)である。本発明はまた、本発明の化合物を含有する薬学的に受容可能な組成物、および種々のプロテインキナーゼが媒介する障害を治療する際のこれらの化合物および組成物を使用する方法を提供する。GSK3、Aurora2またはSykプロテインキナーゼ活性を検出可能に阻害する量の化合物、および薬学的に受容可能な担体、アジュバントまたはビヒクルを含有する、組成物。
出願 2009-192633 (2009/08/21) 公開 2009-269932 (2009/11/19)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009269932/


プロテインキナーゼインヒビターとして有用なピラゾール化合物

2015年09月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッドgoogle_iconyahoo_icon, VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATEDgoogle_iconyahoo_icon
発明者: ジュリアン ゴレク, フランコイス ピアールド, ジーン-ダミエン チャリアー, デイビッド ベッビントン
【要約】【課題】癌、糖尿病およびアルツハイマー病のような疾患を処置するためのプロテインキナーゼインヒビターの提供。【解決手段】式(II)の新規ピラゾール化合物。(ただし、Z1は窒素もしくはCR8であり;Ryは、C1~6アルキル、5~10個の環原子を有するヘテロ環であるか、あるいはRyおよびR8は、一緒になって、0~3個の環ヘテロ原子を有する縮合した5~7員の環を形成し;Qは、-N(R4)-、-O-等から選択され;R1はT-(環D)であり;環Dは、5~7員の単環式または8~10員の二環式のアリール環等であり;Tは、単結合またはC1~4アルキリデン鎖である。)
出願 2008-121727 (2008/05/07) 公開 2008-247921 (2008/10/16)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008247921/


プロテインキナーゼインヒビターとして有用なピラゾール化合物
出願人: バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド, VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED

発明者: デイビッド ベッビントン, ジーン-ダミエン チャリアー
【要約】【課題】癌、糖尿病およびアルツハイマー病のような疾患を処置するためのプロテインキナーゼインヒビターを提供すること。【解決手段】本発明は、式(III)の新規ピラゾール化合物を記載する。この化合物は、癌、糖尿病およびアルツハイマー病のような疾患を処置するためのプロテインキナーゼインヒビターとして有用である。本発明はまた、Aurora-2活性またはGSK-3活性を阻害する方法、およびAurora-2媒介性疾患を処置する方法などを提供する。本発明は、結腸癌、乳癌、胃癌、または卵巣癌などを処置する方法を提供する。
出願 2008-121723 (2008/05/07) 公開 2008-201808 (2008/09/04)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008201808/


一塩基多型に基づく前立腺癌の検査方法

2015年09月20日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 独立行政法人理化学研究所, 高田 亮, 赤松 秀輔
発明者: 中川 英刀, 久保 充明, 高橋 篤, 中村 祐輔, 高田 亮, 小川 修

【要約】【課題】前立腺癌の発症リスクや発症を正確に検査する方法、及び該方法に用いられる検査試薬の提供。【解決手段】5p15領域もしくはIRX4遺伝子、GPRC6A/RFX6遺伝子、13q22領域、C2orf43遺伝子、またはFOXP4遺伝子に存在する一塩基多型を分析し、該分析結果に基づいて前立腺癌の発症リスクおよび/または発症の有無を検査する。
出願 2011-019051 (2011/01/31) 公開 2012-157283 (2012/08/23)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012157283/

酵素阻害剤およびプロテインキナーゼの同定方法

2015年09月20日 | 医療 医薬 健康
出願人: スミスクライン・ビーチャム・コーポレイション, SMITHKLINE BEECHAM CORPORATION
発明者: ハロルド・ニール・ブラムソン, ジョージ・アイ・グローバー, サンジャイ・カンデカール, スティーブン・ジョン・ラトクリフ

【要約】本発明は、キナーゼを阻害する化合物を同定する方法を提供する。さらに、プロテインキナーゼをプロファイルする方法も提供される。さらに、キナーゼ阻害剤の作用様式を決定する方法も提供される。
出願 2006-507244 (2004/03/17) 公開 2006-520600 (2006/09/14)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2006520600/


遺伝子改変された免疫系を有する有蹄動物

2015年09月20日 | からだと遺伝子
遺伝子改変された免疫系を有する有蹄動物
出願人: レビビコア, インコーポレイテッド
発明者: ケビン ウェールズ, デイビッド アヤレス

出願 2012-161653 (2012/07/20) 公開 2012-196234 (2012/10/18)

【要約】【課題】遺伝子改変された免疫系を有する有蹄動物の提供。【解決手段】本発明は、機能的内因性免疫グロブリン遺伝子座の発現を欠く、有蹄動物、組織、および器官、ならびにこのような動物、組織、および器官由来の細胞および細胞株を提供する。本発明はまた、外因性(ヒトなど)免疫グロブリン遺伝子座を発現する、有蹄動物、組織、および器官、ならびにこのような動物、組織、および器官由来の細胞および細胞株を提供する。本発明は、さらに、有蹄動物(ブタなど)のブタの重鎖および軽鎖免疫グロブリンのゲノムDNA配列を提供する。このような動物、組織、器官、および細胞を、研究および医学療法で使用し得る。さらに、このような動物、器官、組織、および細胞の調製方法を提供する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2012196234/


遺伝子改変された免疫系を有する有蹄動物
出願人: レビビコア, インコーポレイテッド
発明者: ウェールズ, ケビン, アヤレス, デイビッド
【要約】本発明は、機能的内因性免疫グロブリン遺伝子座の発現を欠く、有蹄動物、組織、および器官、ならびにこのような動物、組織、および器官由来の細胞および細胞株を提供する。本発明はまた、外因性(ヒトなど)免疫グロブリン遺伝子座を発現する、有蹄動物、組織、および器官、ならびにこのような動物、組織、および器官由来の細胞および細胞株を提供する。本発明は、さらに、有蹄動物(ブタなど)のブタの重鎖および軽鎖免疫グロブリンのゲノムDNA配列を提供する。このような動物、組織、器官、および細胞を、研究および医学療法で使用し得る。さらに、このような動物、器官、組織、および細胞の調製方法を提供する。

出願 2007-538187 (2005/10/24) 公開 2008-517608 (2008/05/29)
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2008517608/

関節リウマチ治療用抗ヒトTNF-alpha抗体の薬効を測定するための方法および組成物

2015年09月20日 | 医療 医薬 健康
出願人: 東レ株式会社google_iconyahoo_icon, 学校法人順天堂google_iconyahoo_icon
発明者: 鄭 基晩, 田中 祥徳, 曽根 三郎, 岩渕 和久, 柳田 光昭, 関川 巌, 高森 建二

出願 2007-024324 (2007/02/02) 公開 2008-190947 (2008/08/21)

【要約】【課題】関節リウマチ患者において、抗ヒトTNF-alpha抗体の薬効を測定するための方法および組成物を提供する。【解決手段】関節リウマチ患者由来の生体試料中の配列番号1~25で表されるポリペプチド、その変異体またはその断片の少なくとも1つの量または存在を測定することを含む、関節リウマチに対する抗ヒトTNF-alpha抗体の薬効を測定する方法、ならびに、該ポリペプチド、その変異体またはその断片と特異的に結合する抗体あるいはその断片の少なくとも1つを含む、関節リウマチに対する抗ヒトTNF-alpha抗体の薬効を測定するための組成物。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008190947/