アミノピリジン標識糖鎖の質量分析法
出願人: 株式会社島津製作所
発明者: 関谷 禎規, 田中 耕一, 加藤 晃一, 山口 芳樹
出願 2005-167015 (2005/06/07) 公開 2006-343135 (2006/12/21)
【要約】【課題】従来解析対象とならなかった[M+H+2]+や[M+Na+2]+などのイオンを有効に解析に役立てることができる、PA化糖鎖の構造解析方法を提供する。【解決手段】 アミノピリジン標識糖鎖を含む試料を、MALDI質量分析装置を用いてMS測定し、糖鎖においてイオンXが付加又は脱離したイオン(A)と、イオン(A)からみて質量数が2増加したイオン(B)とを得て、イオン(B)を、アミノピリジン標識糖鎖のマーカーとする、質量分析法。アミノピリジン標識糖鎖を含む試料を、MALDI質量分析装置を用いてMS測定し、糖鎖においてイオンXが付加又は脱離したイオン(A)と、イオン(A)からみて質量数が2増加したイオン(B)とを得て、イオン(B)をプリカーサーイオンとして選択し、MALDI質量分析装置を用いてMS_MS測定することによって、前記アミノピリジン標識糖鎖の構造解析を行う、糖鎖構造解析法。
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