バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒト属の新たな種か=南アフリカで化石発見

2015年09月10日 | 生命科学 生物誌

時事通信 9月10日(木)20時52分配信

 【ロンドン時事】南アフリカのウィットウォーターズランド大学などの研究チームは10日、同国北部の洞窟で発見されたヒトに似た種の化石について、人類と同じヒト属に入るこれまで知られていない種のものだと発表した。発見された洞窟名から「ホモ・ナレディ」と名付けられた。
 チームは2013年に見つかった約15人分1500個の骨の断片の研究を続けていた。ホモ・ナレディは死者を洞窟に葬る習慣があったとみられる。体格は小柄な人と同じぐらいで、足や手も人類と似ているが、脳は小さい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000139-jij-sctch

3万年前の新種巨大ウイルス蘇生へ、シベリア永久凍土で発見 研究

2015年09月10日 | 生命科学 生物誌
AFP=時事 9月9日(水)10時1分配信

【AFP=時事】仏研究チームは、ロシア・シベリア(Siberia)の永久凍土で採取された3万年前の巨大ウイルスを蘇生させる計画を発表した。気候変動が原因で、危険な微小病原体が目を覚ます可能性があると同チームは警鐘を鳴らしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000008-jij_afp-sctch

iPS細胞比較で病気解明へ 日立と京大、今月始動

2015年09月10日 | 細胞と再生医療


 病気の患者から作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、健康な人から作ったiPS細胞と比較することで、病気の発症メカニズムの解明や治療薬開発につなげる取り組みを今月から始めると、日立製作所と京都大iPS細胞研究所が7日発表した。
 患者からiPS細胞を作れば、体外で病気の症状や遺伝子の変異を再現できることを利用するもの。
 取り組みでは、茨城県日立市にある「日立健康管理センタ」で健康診断を受け、病気を発症する可能性が低い同社従業員やその家族約100人から、同意を得て血液の細胞を採取する計画で、今月から収集に乗り出す。静岡新聞Web版 2015/9/ 7


株式会社日立製作所
国立大学法人京都大学
iPS細胞研究所
日立と京都大学iPS細胞研究所が「健常人iPS細胞パネル」の構築に向けた協力について合意
iPS細胞の医療応用へ向けた重要なプラットフォームを構築
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/09/0907a.pdf

新規化合物およびそれを利用した酸素濃度測定試薬

2015年09月10日 | 医療 医薬 健康

出願番号 特願2013-244186
公開番号 特開2015-101570
出願日 平成25年11月26日(2013.11.26)
公開日 平成27年6月4日(2015.6.4)
発明者

吉原 利忠
村山 沙織
飛田 成史

出願人: 国立大学法人群馬大学

発明の概要 【課題】細胞などのミクロ環境の酸素濃度を発光スペクトル変化から高感度リアルタイムで定量するための発光試薬を提供すること。
【解決手段】リンカーと、該リンカーの第1の端に結合したカチオン性イリジウム錯体を含む酸素濃度応答性りん光団と、該リンカーの第2の端に結合した蛍光団とを含む化合物、具体的には下記のような化合物を用いて酸素濃度を測定する。J-Store >>国内特許コード P150012276

RAGEポリペプチドの新規用途

2015年09月10日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 特願2006-069908 出願日 平成18年3月14日(2006.3.14)
公開番号 特開2007-244253 公開日 平成19年9月27日(2007.9.27)
登録番号  特許第4951755号 登録日 平成24年3月23日(2012.3.23)

発明者:山本 博・米倉 秀人・渡邉 琢夫・山本 靖彦・原島 愛・唐澤 忠宏・志村 敏史

出願人: 国立大学法人金沢大学

発明の概要 【課題】本発明は、鞭毛を有する細菌に関連する疾患の治療薬のスクリーニング方法、鞭毛を有する細菌の検出方法、鞭毛を有する細菌の収集方法、および、鞭毛を有する細菌に関連する疾患の治療剤を提供する。
【解決手段】本発明は、RAGEポリペプチドと鞭毛との結合に対する被検物質の作用に基づいて、該被検物質の鞭毛を有する細菌に関連する疾患の治療薬としての効果を評価する方法; RAGE ポリペプチドと被検試料とを接触させ、RAGE ポリペプチドと結合した細菌を鞭毛を有する細菌として検出する方法;RAGE ポリペプチドと試料とを接触させ、該試料中の、鞭毛を有する細菌をRAGE ポリペプチドと結合させることにより試料中の、鞭毛を有する細菌を収集する方法;ならびにRAGE ポリペプチドを含有する、鞭毛を有する細菌に関連する疾患の治療剤に関する。 J-Store >>国内特許コード P150012247

鼻からホルモン、アスペルガーに効果 東大など、成人男性で臨床研究

2015年09月10日 | 医療 医薬 健康

朝日新聞デジタル 9月6日(日)

 脳でつくられるオキシトシンというホルモンを鼻から吸収させ続けると、他人とのコミュニケーションが苦手なアスペルガー症候群などの成人男性の症状が改善したとする臨床研究の結果を、東京大などのチームが英科学誌に発表した。専門家は「治療薬開発の一歩になる」と話す。
 オキシトシンは陣痛促進剤などに使われているが、相手の表情から感情を読み取りやすくなる効果もあるとされる。研究チームは、アスペルガー症候群や自閉症などコミュニケーション障害を主な症状とする「自閉スペクトラム症」と診断された男性20人に、オキシトシンと偽薬を1日2回、6週間ずつスプレーで鼻に吹きかけて効果を比べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150906-00000007-asahik-soci