バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「二日酔いにロキソニンが効く」は本当か

2015年09月17日 | 医療 医薬 健康
田島 健=日経メディカル

 「二日酔いのとき、ロキソニンを飲むと楽になるって、知ってた?」。しこたま飲んだ帰り道、一緒に飲んでいた医師が、ポケットからロキソニン(一般名ロキソプロフェン)を取り出し、ヒラヒラさせながらそう言った。 日経BP(Webサイト)2015/9/16

パーキンソン病の新たな発症メカニズムをモデル動物で初めて解明

2015年09月17日 | 医療 医薬 健康
2015年9月16日の記事 > プレスリリース

国立精神・神経医療研究センター 理化学研究所

―糖脂質がαシヌクレイン蛋白質の異常構造変化を引き起こす―

 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市 理事長:樋口輝彦)神経研究所(所長:武田伸一)疾病研究第四部(部長:和田圭司)の永井義隆室長、鈴木マリ研究員らの研究グループは、パーキンソン病およびレビー小体型認知症の発症に関与するαシヌクレイン蛋白質の異常構造化が糖脂質の蓄積によって引き起こされることを明らかにしました。 日本の研究 プレスリリース 2015-09-16

ヒト免疫抑制細胞の新しい分化・誘導メカニズムが明らかに

2015年09月17日 | 抗体 免疫 抗原 
北海道大学

 がんは医学の進歩により,生命予後の著しい改善がなされてきましたが,依然として日本人の死亡原因の一位です。そこで近年,既存の標準治療に加え,数多くのがん免疫治療の研究・開発がなされていますが,全ての患者さんを救済するには至っていません。本研究で,IL-11 が大腸がんの患者さんの腫瘍微小環境下で産生されること,STAT3 の活性化を介して免疫応答を抑制する細胞を末梢血リンパ球より分化・誘導することを新たに発見しました。したがって,IL-11-STAT3 のシグナル伝達経路を阻害することで,がん患者の免疫抑制状態の解除・改善が可能と考えられ,今後,新しいがん免疫治療法開発への応用も期待されます。日本の研究 2015-09-16

拡張型心筋症患者に対する骨格筋芽細胞シート 医師主導治験による1例目の移植

2015年09月17日 | 細胞と再生医療

日本医療研究開発機構 大阪大学
関連研究者:澤芳樹・宮川繁

大阪大学大学院医学系研究科は日本医療研究開発機構(AMED) 再生医療実用化研究事業及び早期探索的・国際水準臨床研究事業の支援のもと、2014年10月にテルモ株式会社が虚血性心筋疾患※1 による重症心不全患者に対する承認申請を行った骨格筋芽細胞シートについて、企業治験では対象とならなかった成人拡張型心筋症※2 患者に対する適応拡大を目指し、2014年12月より医師主導治験※3 を開始しました。骨格筋芽細胞シートは、患者自身の筋肉から培養することによって製造できるため、患者自身の細胞を用いるため拒絶反応がなく、これまでの動物実験や臨床報告例から重篤な心室性不整脈は認められておりません。日本の研究 プレスリリース 掲載日:2015-09-16

キーワード 心筋細胞シート 拡張型心筋症 安全性検証 重症心不全 移植・再生医療

「B型肝炎治療薬の確保を」患者団体が緊急申し入れ

2015年09月17日 | 医療 医薬 健康

「B型肝炎治療薬の確保を」患者団体が緊急申し入れ
先月、中国の天津で起きた大規模な爆発の影響で、B型肝炎治療薬の日本への出荷が停止し、患者団体などが厚生労働省に対し薬を確保するよう緊急の申し入れを行いました。
申し入れを行ったのは、日本肝臓病患者団体協議会と全国B型肝炎訴訟原告団です。 NHK News web.,2015年9月16日

歯周病用免疫ワクチン

2015年09月17日 | 医療 医薬 健康
出願人: 株式会社 ジェノラック BL, 財団法人化学及血清療法研究所, 学校法人日本大学
発明者: 瀬脇 智満, 小山内 靖, 原 真一郎, 野崎 周英, 安孫子 宜光, 山本 正文

出願 2007-248406 (2007/09/26) 公開 2009-078995 (2009/04/16)


【要約】【課題】人体に安全性の高い歯周病の予防または治療のための経粘膜投与用ワクチンの提供。【解決手段】乳酸菌の表面にP.gingivalisの外膜蛋白質に対する免疫応答を惹起させ得る抗原を提示させることで、経粘膜投与用ワクチンを得る。
http://kantan.nexp.jp/特許/a2009078995/