バイオの杜 2015年9月5日バイオニュース研究・開発
農場のちりがアレルギー予防に
農場で子どもを育てるとアレルギー予防になる理由は、農場の「ちり」にあるとする研究結果を、ベルギー・ゲント大の研究グループが米科学誌「Science」で発表した。抗ぜんそくワクチンの開発につながる可能性がある。
農場の「ちり」にさらされると体内でA20タンパク質が生成され、チリダニ類などのアレルギー誘発物質に対する気道内粘膜の反応を低減するという。A20タンパク質は炎症抑制タンパク質として知られている。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/19457/