バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

農場の「ちり」にアレルギー予防効果 

2015年09月07日 | アレルギー アトピー

バイオの杜 2015年9月5日バイオニュース研究・開発

農場のちりがアレルギー予防に

 農場で子どもを育てるとアレルギー予防になる理由は、農場の「ちり」にあるとする研究結果を、ベルギー・ゲント大の研究グループが米科学誌「Science」で発表した。抗ぜんそくワクチンの開発につながる可能性がある。

 農場の「ちり」にさらされると体内でA20タンパク質が生成され、チリダニ類などのアレルギー誘発物質に対する気道内粘膜の反応を低減するという。A20タンパク質は炎症抑制タンパク質として知られている。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/19457/

子宮頸がんワクチンの問題、厚労省の検討会が議論を再開へ

2015年09月07日 | 医療 医薬 健康

子宮頸がんワクチンの問題、厚労省の検討会が議論を再開へ
2015年9月6日バイオニュース医療・健康

 子宮頸がんワクチンの接種による健康被害が報告されている問題で、厚生労働省は専門家による検討会を開き、積極的な推奨を再開するかどうかについて議論をはじめる。

 子宮頸がんワクチンは2013年4月に定期接種となったが、健康被害の報告が相次いだことで2カ月後の6月、検討会は定期接種の位置づけを保ちつつ一時的に推奨を控えるべきと提言した。同年10月には長期的な痛みやしびれなどについて、「心身の反応」とする意見をまとめた。

 検討会では、健康被害が報告された約2600人の追跡調査の結果が公表される。ワクチン接種と健康被害の因果関係を分析し、推奨の中止を続けるかどうか、定期接種の法的な位置づけなどを議論する。
http://pat.intellectual-info.com/bio-mori/news/19487/

iPS細胞生産の規制緩和、京都企業が初認定 国家戦略特区

2015年09月07日 | 細胞と再生医療

 政府は3日、国家戦略特区の区域会議を開き、地域を限って規制を緩める事業を新たに14件認定した。再生医療に使うiPS細胞関連のビジネスを活性化させるため、iPS細胞の生産に関わる規制緩和を京都の企業に初めて認めた。神奈川県などでは保育士の資格試験を年2回に増やし、待機児童の解消を目指す。

 今国会で成立した改正特区法を受け、東京圏、関西圏、兵庫県養父市、沖縄県の4地域が政府に新事業案を示した。来週にも開催する国家戦略特区諮問会議で正式に了承する。日経ニュース(Web版)2015/9/3