バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

HBsペプチド融合体

2015年09月29日 | 医療 医薬 健康

出願人: 国立大学法人浜松医科大学
発明者: 上田 啓次

出願 2008-063642 (2008/03/13) 公開 2011-115042 (2011/06/16)

【要約】【課題】感染症を生じさせる病原体の抗原決定基などの外来ペプチドを、その表面に発現させた、ワクチンとして利用可能なペプチド粒子を提供する。【解決手段】HBsタンパクは、膜タンパクの一種であるが、自己集合し膜型の粒子形成能が強い。そこでHBsタンパク質のN末端に外来ペプチド(例えば、病原体のエピトープ)を結合させたHBsペプチド融合体を構築するために、これらをコードするDNAをこのペプチドからHBsまで一つのタンパク質として翻訳されるように、ベクターに組み込んで発現させると、外来ペプチドをその表面に発現させたHBs粒子を生成する。Astamuset特許資料 2011




新規分子腫瘍マーカー

2015年09月29日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 国立大学法人浜松医科大学, 積水メディカル株式会社
発明者: 清遠 英司, 前川 真人

出願 2009-019358 (2009/01/30) 公開 2010-172280 (2010/08/12)

【要約】【課題】肉眼又は顕微鏡を用いて行われる組織、細胞、染色体レベルでの大腸癌の診断に代わる、又は、相補的に利用することが出来る、簡便かつ信頼性の高い大腸癌の分子診断を提供する。【解決手段】大腸癌の新規分子腫瘍マーカーCBX2を利用した、ヒト又はヒト以外の哺乳動物から摘出した大腸組織検体において、大腸癌の存在を検出する方法、および、ヒト又はヒト以外の哺乳動物から摘出した大腸組織検体において、大腸癌の存在を検出するためのプローブであって、CBX2遺伝子の発現産物を検出するプローブ。 Astamuset特許資料 2010



新規分子腫瘍マーカー

登録番号:5388333 号登録日:2013/10/18
特許権者:国立大学法人浜松... 他1社 発明者:清遠英司 他1名


遺伝子マーカーを利用して大腸癌の存在を検出する方法及び当該方法に使用されるプローブに関する。発明者らは、日本人の死亡原因第1位である癌のうち、大腸癌に注目し、新規腫瘍マーカーとなる分子を探索していた。これまでに大腸癌の分子腫瘍マーカーとしてはolfactomedin 4 (OLFM4(GW112,/hGC-1)) 遺伝子(非特許文献1参照)、oestrogen rec... Astamuset特許資料 5388333

韓国製薬企業がアジアでは初めて白血病治療薬を開発した

2015年09月29日 | 海外情報
≪食品医薬品安全庁が製造を許可≫

 韓国製薬企業がアジアでは初めて白血病治療薬を開発した。食品医薬品安全庁は5日、一洋薬品が開発した白血病治療薬「スーペクト(supect)」の製造を許可したと明らかにした。

 同薬は、2006年から保健福祉部から43億ウォン(約3億円)の支援を受け一洋薬品が開発したもので、従来の代表的な白血病治療薬「グリベック」に耐性が生じた患者の治療薬として承認を得た。
聨合ニュース(韓国)2012-01-06

 臨床試験の結果、初期反応や効果の優秀性を評価する有効率が「グリベック」より高く、安全面でも従来の製品でみられた副作用が発見されなかった。一洋薬品は従来の治療薬に比べ安い価格で市場に供給する計画だ。これからは白血病治療薬を主導してきた米国や欧州製品と肩を並べることができると期待される。

(2012年1月6日、聯合ニュース)