自己血清添加骨髄細胞培養システム、自己血清添加骨髄細胞培養方法および自己血清添加培養骨髄細胞を有効成分とする医薬組成物の製造方法
出願人: 北海道公立大学法人 札幌医科大学, ニプロ株式会社
発明者: 本望 修, 吉川 義洋, 森川 奈穂美
出願 JP2011067758 (2011/08/03) 公開 WO2012018040 (2012/02/09)
【要約】【課題】 抗凝固薬を使用せずに対象者から採取された骨髄細胞を、培地を用いて液密状態で凝固抑制処理し、培養して、液密状態で調製した前記対象者の血清でさらに培養するための自己血清添加骨髄細胞培養システムおよび自己血清添加骨髄細胞培養方法ならびに自己血清添加培養骨髄細胞を有効成分とする医薬組成物の製造方法を提供する。【解決手段】 抗凝固薬を使用せずに対象者から採取された骨髄細胞を前記対象者の血清で培養するための自己血清添加骨髄細胞培養システムであって、骨髄細胞懸濁液収容デバイスと、採血収容デバイスと、自己血清取得デバイスと、骨髄細胞培養デバイスとを備えている。本発明によれば、脳梗塞や脊髄損傷、脱髄疾患などの脳神経疾患の治療に係る再生医療の現場において、骨髄細胞を清潔、安全、確実かつ高効率に培養することができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012018040/