バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

活性酸素種によるDNA分子切断と食物由来の天然抗酸化剤によるその抑制作用

2011年07月18日 | 医療 医薬 健康
高橋 真介, 柳内 延也, 塩谷 茂信, 遠藤 準也, 萩原 昌司, 鍋谷 浩志
日本食品科学工学会誌, Vol. 58 (2011) No. 5 pp.208-215
ビタミンCは過酸化水素によるDNA分解を顕著に促進する作用を持つことが観察された.
J-Stage >>JOI JST.JSTAGE/nskkk/58.208

キーワード: 活性酸素種(ROS), DNA, アンセリン, カルノシン, イミダゾールジペプチド

ノボ ノルディスク ファーマ GLP-1受容体作動薬配合剤開発

2011年07月18日 | 医療 医薬 健康
 ノボ ノルディスク ファーマは、次世代の超持効型溶解インスリンアナログ製剤インスリン デグルデクとGLP-1受容体作動薬「ビクトーザ」の配合剤を開発する。海外では第3相臨床試験に入り、日本でも開発を急ぐ。デグルデクと超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド」の配合剤も最終段階だ。次期主力候補を軸にした配合剤を展開し、加熱する糖尿病治療薬市場に攻勢をかける。化学工業日報.,2011年07月15日

GLP-1アナログ製剤「ビクトーザ皮下注」が登場へ
北村 正樹=慈恵医大病院薬剤部
 2010年1月20日、2型糖尿病治療薬のリラグルチド(商品名:ビクトーザ皮下注18mg)が製造承認を取得した。適応は「2型糖尿病。ただし、次のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。(1)食事療法、運動療法のみ、(2)食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア薬を使用」である。1日1回、朝または夕に、皮下に注射する。日経BP(NM online)2010-03-18

治りにくい淋病が増えている 「抗生剤効かぬ」で不安拡大

2011年07月18日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
抗生物質が効かないという淋病の新種が日本で見つかったと一部海外メディアが報じ、不安が広がっている。専門家は、「細菌学上は深刻な事態」だとしながらも、治療法がないことは否定している。
淋病新種の発見は、いくつかの海外メディアが報じた。
一部海外メディアが風俗嬢の感染を報道
ニューズウィーク日本版は、2011年7月12日のサイト記事で、日本の風俗店で働く人から薬剤耐性の淋菌が見つかり、「治療法もなく、世界にも大きな脅威になりそうだ」と指摘した。J-Cast.,2011/7/18

化合物の細胞内導入用キャリア剤およびそれを用いた化合物の細胞内導入方法

2011年07月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2004-356071 出願日 : 2004年12月8日
公開番号 : 特許公開2006-158314 公開日 : 2006年6月22日
出願人 : 福岡県 発明者 : 楠本 賢一 外3名

【課題】 特殊な機器を必要とせず、安価に、簡便且つ安全に、効率よく且つ低毒性で細胞内に低分子核酸をはじめとする比較的低分子量の化合物を導入することができる細胞内導入方法、およびそのための化合物キャリア剤の提供。
【解決手段】 下記式(I):



(式中、mは1または2を、nは2~6の整数をそれぞれ示す)で表される化合物を含有してなる、化合物の細胞内導入用キャリア剤、該キャリア剤と導入すべき化合物(好ましくはsiRNAなどの低分子核酸)との複合体、該複合体と細胞を接触させることを含む化合物の細胞内導入方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

流体送り装置およびそれを用いた細胞培養装置

2011年07月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-144456 出願日 : 2005年5月17日
公開番号 : 特許公開2006-320218 公開日 : 2006年11月30日
出願人 : 福岡県 外1名 発明者 : 楠本 賢一 外3名

【課題】簡単な構成を有する流体送り装置を提供し、かつ、該流体送り装置を用いた細胞培養装置を提供すること。
【解決手段】スターラーの回転子1を収容室2に回転可能に収容し、該収容室2に、流体を出入りさせるための吸入口3と吐出口4とを設ける。第一態様では、吸入口3よりも吐出口4の開口面積を大きくし、それによって、流体送り作用を発生させる。また、第2態様では、回転子の形状によって流体送り作用を発生させる。この流体送り装置の吸入口または吐出口に、培養基材を擁した培養管路を接続すれば、コンパクトな細胞培養装置となる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


出願番号 : 特許出願2007-272933 出願日 : 2007年10月19日
公開番号 : 特許公開2009-100652 公開日 : 2009年5月14日
出願人 : 国立大学法人九州大学 発明者 : 井嶋 博之 外1名
発明の名称 : 流体送り装置およびそれを用いた細胞培養装置
【課題】簡単な構成を有する流体送り装置、および、該装置を用いた細胞培養装置を提供する。
【解決手段】スターラーの回転子1を収容室2に回転可能に収容し、該収容室2に、流体を出入りさせるための吸入口3と吐出口4とを設ける。吐出口は、収容室の内部側壁のうち、収容室内の流体に生じる慣性力によって該流体が吐出口から収容室外へ流出し得る位置に設けられており、吸入口は、回転子を回転させたときに、(イ)吐出口からの流出に起因して流入しようとする力だけが作用する位置、または、(ロ)収容室内の流体に生じる慣性力によって該流体が流出しようとする力が作用するが、その力よりも、吐出口からの流出に起因して流入しようとする力の方が大きく作用するような位置に設けられている。また、この流体送り装置の吸入口および吐出口に培養流路を接続すれば、コンパクトな細胞培養装置となる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

抗CEA抗体を用いた標的化遺伝子治療

2011年07月18日 | からだと遺伝子

出願番号 : 特許出願2005-208800 出願日 : 2005年7月19日
公開番号 : 特許公開2007-20494 公開日 : 2007年2月1日
出願人 : 北海道 外1名 発明者 : 濱田 洋文 外3名

【課題】 本発明は、癌の遺伝子治療のためのアデノウイルスベクターによる非特異的な遺伝子送達を改善すること、ならびに抗体を用いて癌治療を行う際の交差反応性の問題および免疫反応の問題を改善することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、抗CEAモノクローナル抗体を含有する癌治療薬、特に、完全ヒト型抗CEAモノクローナル抗体を含有する癌治療薬を提供し、典型的には、上記抗体と抗体を結合するように遺伝的に改変したファイバー変異型アデノウイルスとの複合体を含有する癌治療剤を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

アンフィレギュリンを用いた腸管上皮細胞増殖方法

2011年07月18日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2007-114362 出願日 : 2007年4月24日
公開番号 : 特許公開2008-266257 公開日 : 2008年11月6日
出願人 : 学校法人福岡大学 発明者 : 吉里 俊幸 外2名

【課題】新生児壊死性腸炎に治療応用できる方法を提供すること。
【解決手段】 アンフィレギュリンが腸管上皮細胞増殖活性、特に小腸上皮細胞増殖活性を有することから、新生児壊死性腸炎に治療応用できることが期待されることから、この発明は医薬品の分野、特に治療と予後に有用である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

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2011年07月18日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2005-233250 出願日 : 2005年8月11日
公開番号 : 特許公開2008-273842 公開日 : 2008年11月13日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外1名 発明者 : 香城 諭 外2名
発明の名称 : 移植片喪失の予防剤、及びそのスクリーニング方法
【課題】移植片喪失の予防剤、及びそのスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】α-ガラクトシルセラミド等のNKT細胞リガンドを含有してなる、移植片喪失の予防剤が提供される。本発明の予防剤を用いれば、臨床における膵島移植等における移植片喪失を予防することが可能であるので、移植効率の向上に寄与し得る。また、NKT細胞の活性化、CD11b+細胞のIFN-γ産生等を抑制し得る化合物を選択することを含む、移植片喪失の予防・治療用化合物のスクリーニング方法が提供される。本発明のスクリーニング方法を用いれば、新たなメカニズムによる早期移植片喪失の予防・治療薬を創出することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

イノシトールリン酸又はその塩を有効成分とする食後インスリン上昇抑制

2011年07月18日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2007-326358 出願日 : 2007年12月18日
公開番号 : 特許公開2009-149530 公開日 : 2009年7月9日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 福岡 大介 外3名
発明の名称 : 食後インスリン上昇抑制剤

【課題】医薬又は食品として有用な食後インスリン上昇抑制剤の提供。
【解決手段】イノシトールリン酸又はその塩を有効成分とする食後インスリン上昇抑制剤。さらにはイノシトールリン酸又はその塩が、特にフィチン酸又はその塩である食後インスリン上昇抑制剤。これによれば、食後の血中インスリン濃度の上昇を抑制できることから、インスリンの大量分泌に伴なう、膵β細胞の疲弊やインスリン標的臓器のインスリン抵抗性を改善又は防止することができ、糖尿病(高血糖症)やその予備軍の予防や体質改善を行うことができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

培養バッグ及び細胞培養方法

2011年07月18日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-830 出願日 : 2008年1月7日
公開番号 : 特許公開2009-159890 公開日 : 2009年7月23日
出願人 : 福岡県 外2名 発明者 : 楠本 賢一 外2名

【課題】接着細胞を、自動化が容易な閉鎖系において、低コストで、効率よく、大量に培養し、タンパク質を大量に生産する方法の提供。
【解決手段】細胞接着性の粒状担体3が収容された、密閉可能な通気性袋状容器からなる培養バッグ。細胞を、細胞接着性の粒状担体上に接着させた状態で、密閉可能な通気性袋状容器内で培養する、該バッグを用いた細胞の培養方法。所望の細胞分泌性成分を製造する方法であって、(1)該成分を分泌し得る細胞を、細胞接着性の粒状担体上に接着させた状態で、密閉可能な通気性袋状容器内で培養すること;(2)培養物から細胞が接着した粒状担体を除去し、培養培地4を回収すること;及び(3)培養培地から該成分を単離することを含む、方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)