バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ALS:新薬、治験へ…動物で生存期間延びる 東北大病院

2011年07月11日 | 創薬 生化学 薬理学

 全身の筋肉が徐々に動かなくなる「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の進行を遅らせる新薬の臨床試験(治験)が、東北大病院(仙台市)で今月中にも始まる見通しとなった。動物実験では、発症後の生存期間が1.6倍に延びることが確認されており、治験で安全性や有効性を確認できれば、ALS治療の選択肢が広がると期待される。毎日新聞(web版)2011-07-11

エリブリン:再発乳癌に単独で有効な微小管阻害薬

2011年07月11日 | 癌 ガン がん 腫瘍
【新薬】ハラヴェン静注1mg
北村 正樹=慈恵医大病院薬剤部

 2011年4月22日、抗悪性腫瘍薬のエリブリンメシル酸塩(商品名ハラヴェン静注1mg)が製造承認を取得した。適応は「手術不能又は再発乳癌」であり、用法・用量は「1日1回1.4mg/m2を2~5分間かけて週1回、2週連続で投与し、3週目は休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す」となっている。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201107/520614.html