バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

膵臓癌の免疫療法剤

2011年05月19日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-146739 出願日 : 2009年6月19日
公開番号 : 特許公開2011-1315 公開日 : 2011年1月6日
出願人 : 株式会社セレックス 外1名 発明者 : 益山 純一

【課題】膵臓癌患者の生存期間を延長させる免疫療法剤を提供する。
【解決手段】膵臓癌患者の自己末梢血リンパ球を抗CD3抗体及び抗CD52抗体により刺激することにより培養して得た免疫療法剤であって、膵臓癌患者に対して少なくとも4回投与され、1回あたりの投与量に含まれる活性化リンパ球の数が少なくとも15×109個であって活性化リンパ球のうちCD3-CD56+NK細胞の比率が少なくとも30%であり、かつ、特定の複数の免疫低下状態のうち、少なくとも一つの状態にある膵臓癌患者に対して投与が開始されることを特徴とする。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

感染症の治療やがんの免疫療法への使用に適したNK細胞を高含有する細胞集団

2011年05月19日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2009-157620 出願日 : 2009年7月2日
公開番号 : 特許公開2011-10601 公開日 : 2011年1月20日
出願人 : タカラバイオ株式会社 発明者 : 水谷 滋利 外3名
発明の名称 : NK細胞集団の製造方法

要約:

【課題】感染症の治療やがんの免疫療法への使用に適したNK細胞を高含有する細胞集団を提供すること。
【解決手段】フコイダン、フコイダン分解物及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物の存在下に、ナチュラルキラー(NK)細胞及び/又はNK細胞への分化能を有する前駆細胞を含有する細胞集団を生体外でインキュベートする工程を含むことを特徴とするNK細胞を含有する細胞集団の製造方法、当該方法で使用するための、フコイダン、フコイダン分解物及びそれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含有するNK細胞増殖剤、当該方法で製造された細胞集団、当該細胞集団を有効成分として含有することを特徴とするNK細胞に感受性を有する疾患の治療剤又は予防剤。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

乳酸菌由来リン酸化多糖類を有効成分とするNK細胞活性化剤

2011年05月19日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-230889 出願日 : 2010年10月13日
公開番号 : 特許公開2011-37888 公開日 : 2011年2月24日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 牧野 聖也 外2名
発明の名称 : NK細胞活性化剤

【課題】乳酸菌由来リン酸化多糖類を有効成分とするNK細胞活性化剤の提供。
【解決手段】Lactobacillus bulgaricusOLL1073R-1株(FERM P-17227)から得られたリン酸化多糖類は優れたNK細胞活性化能を有している。リン酸化多糖類は安全性に優れ、その上NK細胞活性化効果が高いことが確認され、優れた免疫賦活用飲食品及び/又は医薬品であり、インフルエンザなどの感染予防、癌の予防、進行の防止などが可能となった。 ekouhou 特許公開・明細書(全文)

新規多機能性サイトカイン

2011年05月19日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-222286 出願日 : 2010年9月30日
公開番号 : 特許公開2011-45375 公開日 : 2011年3月10日
出願人 : トランジェーヌ、ソシエテ、アノニム 発明者 : ステファーヌ、ポール

【課題】癌および感染症を含む種々の疾患の治療または予防に有用な新規融合蛋白質、これをコードする核酸、融合蛋白質の製造方法、融合蛋白質を含む医薬組成物を提供する。
【解決手段】式X-YまたはY-X(式中、Xは第1の免疫調節ポリペプチドを表し、かつ、YはXとは異なる第2の免疫調節ポリペプチドを表す)を有する新規融合タンパク質。このような融合タンパク質をコードする核酸分子およびこのような核酸分子を含んでなるベクター。このような核酸分子またはこのようなベクターを含んでなる感染性ウイルス粒子および宿主細胞、ならびにこのような感染性ウイルス粒子を作製するための手順。このような融合タンパク質を組換えにより作製するための方法。このような融合タンパク質、核酸分子、ベクター、感染性ウイルス粒子および宿主細胞を含んでなる医薬組成物、ならびにその治療上の使用方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

NKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の有効性の予測方法

2011年05月19日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2009-200911 出願日 : 2009年8月31日
公開番号 : 特許公開2011-50285 公開日 : 2011年3月17日
出願人 : 国立大学法人 千葉大学 外1名 発明者 : 本橋 新一郎 外2名

【課題】NKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の有効性を予測する方法を提供すること。
【解決手段】対象患者へのNKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の適用による、
(a)対象患者から単離されたT細胞におけるLTB4DHの発現レベル、
(b)対象患者から単離されたNK細胞におけるDPYSL3の発現レベル、及び
(c)対象患者から単離されたNK細胞におけるC13orf15の発現レベル
からなる群から選択される少なくとも1つの発現レベルの変化を測定することにより、NKT細胞リガンドをパルスした抗原提示細胞による抗腫瘍療法の有効性を予測することが可能となる。 明細書 >> astamuse特許資料