バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

樹状細胞/腫瘍細胞融合物および抗CD3/CD28を使用する抗腫瘍免疫の刺激

2011年05月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-533264 出願日 : 2008年11月7日
公表番号 : 特許公表2011-504101 公表日 : 2011年2月3日
出願人 : ダナ ファーバー キャンサー インスティテュート,インコーポレイテッド 外1名 発明者 : アビガン, デービッド 外1名

本発明は、樹状細胞および腫瘍もしくは癌細胞の融合に関する。養子免疫療法の方法、ならびに融合細胞および抗CD3/CD28抗体を用いて抗腫瘍免疫を刺激する方法を含む、これらの細胞融合の作製および使用方法も提供される。したがって、本発明は、樹状細胞、例えば、非濾胞性樹状細胞および非樹状細胞の融合産物であるハイブリッド細胞を含む。ハイブリッド細胞は、その表面にB7(例えばB7-1またはB7-2などの同時刺激分子のB7ファミリーの任意の構成員)を発現する。好ましくは、ハイブリッド細胞は、他の同時刺激分子、MHCクラスIおよびクラスII分子、および接着分子も発現する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

樹状細胞ワクチン組成物およびその使用

2011年05月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-536178 出願日 : 2008年11月26日
公表番号 : 特許公表2011-505144 公表日 : 2011年2月24日
出願人 : ベイラー カレッジ オブ メディシン 発明者 : チェン シ-イ

本発明は、負の免疫調節因子の抑制により抗原提示が増強されるアジュバント、ワクチンおよび療法を提供する。本組成物および方法は、細胞内の負の免疫調節因子を抑制し、炎症誘発性刺激を提供することにより、微生物病原体および腫瘍関連抗原を含む抗原に対する免疫反応を引き起こすのに有用である。特に、治療または予防反応を誘導するために、負の免疫調節因子インヒビター、抗原および共刺激分子をコードするヌクレオチドと免疫細胞とが接触される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

改変型熱ショックタンパク質-抗原性ペプチド複合体

2011年05月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-212423 出願日 : 2010年9月22日
公開番号 : 特許公開2011-1378 公開日 : 2011年1月6日
出願人 : ユニバーシティー オブ マイアミ 発明者 : ポダック,エックハード,アール. 外2名

【課題】 ワクチンまたは治療薬を商業生産する場合、大量のhsp-ペプチド複合体を定常的に供給することが有利である。従って、hsp-ペプチド複合体の信頼性のある供給源が必要である。
【解決手段】 本発明は、癌細胞または感染細胞の抗原性ペプチドに非共有結合で結合した改変型熱ショックタンパク質からなる、予防または治療に有効な免疫原性複合体を精製する方法に関する。本発明の方法は、分泌可能な改変型熱ショックタンパク質をコードするヌクレオチド配列を構築し、適切な宿主細胞内で該配列を発現させ、細胞培養物および細胞から免疫原性複合体を回収し、アフィニティークロマトグラフィーによって免疫原性複合体を精製することを含む。大量の免疫原性複合体が該遺伝子配列を含有する宿主細胞の大規模培養により得られる。前記複合体は、癌もしくは感染細胞に対して特異的な免疫応答を引き出すためのワクチンとして、または癌もしくは感染症を治療または予防するためのワクチンとして使用することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

抗原ペプチドの同定法

2011年05月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2010-211787 出願日 : 2010年9月22日
公開番号 : 特許公開2011-12073 公開日 : 2011年1月20日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : ハーラルト クロプショーファー 外1名
発明の名称 : 抗原ペプチドの同定法

【課題】本発明は、抗原ペプチドの同定法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、哺乳類生物体由来の限定量の細胞または体液から、それらの配列および同一性を決定するのに十分な量の抗原ペプチドを単離するのに有用な方法を提供する。従って本発明は、診断または治療の目的で利用される新規の疾患関連抗原、例えば腫瘍抗原および自己免疫疾患関連抗原を同定する方法を提供する。本発明の方法を、ワクチンの品質を管理するために利用することもできる。より具体的には、本発明の方法を、生体の最も重要な抗原提示細胞およびワクチン接種用の有用な道具である樹状細胞のペプチド受容体を介して提示された抗原ペプチドの配列を決定するために使用することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

MN遺伝子およびMN蛋白質

2011年05月10日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2010-200720 出願日 : 2010年9月8日
公開番号 : 特許公開2011-36254 公開日 : 2011年2月24日
出願人 : バイエル コーポレーション 外1名 発明者 : ヤン ザバダ 外2名

【課題】腫瘍性疾患および/または前腫瘍性疾患を効果的に治療する。
【解決手段】一つもしくはそれ以上の実質的に純粋なMN蛋白質および/またはポリペプチドが免疫原となる量で生理学的に許容される非毒性基剤中に分散されたワクチンによりMN蛋白質またはポリペプチドに対する免疫応答を誘導し、あるいはMN遺伝子から転写されたmRNAに実質的に相補的なアンチセンス核酸配列を投与することによりMN遺伝子の発現を阻害する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

タンパク質又はペプチドの放出を調節するための組成物

2011年05月10日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2010-223933 出願日 : 2010年10月1日
公開番号 : 特許公開2011-26336 公開日 : 2011年2月10日
出願人 : プロセリックス・ソルト・レイク・シティ,インコーポレーテッド 発明者 : シー,チュン 外2名
発明の名称 : ポリマーマトリックスから生物学的環境中へのタンパク質制御放出のための難溶性生体適合性粒子上被着タンパク質

【課題】1種類以上のタンパク質又はペプチドの放出を調節するための組成物及び方法の提供。
【解決手段】組成物は、生体適合性ポリマーマトリックスと、タンパク質及び/又はペプチドと、難水溶性又は本質的不溶性粒子とから構成され、タンパク質は難水溶性生体適合性粒子上に吸着又は何らかの他の機構によって被着し、タンパク質-粒子組み合わせがポリマーマトリックス内に分散する。粒子上のタンパク質被着が、長時間作用性投与系を含めた投与形からのタンパク質又はペプチドの放出を調節するように作用する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

腸管免疫賦活能を有する乳酸菌に対する効果促進剤

2011年05月10日 | 催し イベント

出願番号 : 特許出願2010-108027 出願日 : 2010年5月10日
公開番号 : 特許公開2010-285421 公開日 : 2010年12月24日
出願人 : ダイソー株式会社 発明者 : 鈴木 利雄 外3名

【課題】人の健康維持のためには腸管免疫を賦活することが重要である。しかし、従来技術では腸管免疫賦活効果を持つ乳酸菌株の開発・探索は進んでいるが、それらの高免疫賦活乳酸菌株と併用して用いることができ、その能力を安全かつ効果的に高めるための手段については十分に検討されていなかった。
【解決手段】オーレオバシジウム属(Aureobasidium sp.)に属する菌の培養液から培地由来成分などの不純物を除去した精製β-1,3-1,6-D-グルカンを、乳酸菌体またはその処理物が持つ免疫賦活効果における効果促進剤として用いる。精製β-グルカンと乳酸菌体とを併用することによって、乳酸菌体またはその処理物を単体で用いる場合より、パイエル板細胞からのIgA抗体産生量を大幅に増加させることができる。これにより、腸管免疫の活性化をもたらし、病原性微生物による感染症やそれらが産生する毒素による健康阻害の予防に有用な免疫賦活剤を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

組み合わせ免疫賦活薬

2011年05月10日 | 催し イベント

出願番号 : 特許出願2010-181794 出願日 : 2010年8月16日
公開番号 : 特許公開2011-16811 公開日 : 2011年1月27日
出願人 : スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 発明者 : ノエル,ランドルフ ジェイ. 外2名

【課題】組み合わせ免疫賦活薬の提供。
【解決手段】Toll様受容体(TLR)作動薬および腫瘍壊死因子受容体(TNF/R)作動薬を、それぞれ他方との組み合わせで、被験者の抗原に対する免疫応答を増大させるのに効果的な量で含む、組み合わせ免疫賦活薬。いくつかの実施態様では、組み合わせ免疫賦活薬は、抗原を組み合わせの他方の成分との組み合わせで、被験者の抗原に対する免疫応答を誘導するのに効果的な量で、さらに含むことができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

多形性膠芽腫(GBM)患者の寿命を延長させるワクチン

2011年05月10日 | 癌 ガン がん 腫瘍
アメリカのデューク大学のープレストン・ロバート・ティッシュ脳腫瘍センタの研究チームは、臨床段階にある新型ワクチンが、脳腫瘍のなかでも最も悪性度の高い多形性膠芽腫(GBM)の患者の寿命を大幅に伸ばす可能性があるとの研究結果を「ジャーナル・オブ・クリニカル・オンコロジー」に発表しました。
医療・医学ニュース 
http://medical-today.seesaa.net/article/165174238.html