バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

遺伝子操作によるデキストランスクラーゼDSR-Sの新規変異体の構築

2011年05月28日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
【公表番号】特表2009-525745(P2009-525745A)
【公表日】平成21年7月16日(2009.7.16)

 本発明は、酵素活性および/またはα-1,6結合の合成における特異性を保持しながらトランケートおよび/または突然変異したデキストランスクラーゼを生成するための組換えプロセスに関する。より正確には、本発明は、トランケートおよび/または突然変異したデキストランスクラーゼの核酸配列、該核酸配列を含むベクターならびにトランケートおよび/または突然変異したデキストランスクラーゼをコードする配列によって形質転換された宿主細胞に関する。さらなる態様では、本発明は、酵素活性を保持、および/またはα-1,6結合の合成において特異性を保持するが、同じ条件下で未変性酵素により得られるデキストラン、ならびにモル質量およびデキストランが制御されたイソマルト-オリゴ糖の特性と比較して、レオロジー特性が改変された高モル質量のデキストランをサッカロースから生成できる、トランケートおよび/または突然変異したデキストランスクラーゼを組換え方式で生成する方法に関する。本発明のデキストランおよびIMOは、すなわちテクスチャー剤またはプレバイオティクスとして使用可能である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ヒアルロン酸産生促進剤

2011年05月28日 | 健康・栄養機能性成分

【課題】肌のはり、たるみに対する改善効果や皮膚の抗老化作用を示すことができ、かつ安全性の高いヒアルロン酸産生促進剤を見出すこと、及び該ヒアルロン酸産生促進剤を用いた皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】
本発明は、一般式(1)
【化1】


(ただし、式中、Rは水素原子、β-ガラクトシル基、β-(N-アセチルグルコサミニル)基、β-プリメベロシル基、またはβ-ゲンチオビオシル基を表し、nは1~2の整数を表わす)で表わされるクロマノール誘導体を必須成分とするヒアルロン酸産生促進剤。 ekouhou 特許公開・明細書(全文)

グリコシド誘導体の製造方法

2011年05月28日 | 糖鎖生化学
【公開番号】特開2007-332029(P2007-332029A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)

【課題】本発明は、無保護糖を出発原料とし、これにフェノール誘導体を作用させることによるフェニルグリコシド誘導体の新規な製造方法に関するものである。フェニルグリコシド誘導体は、酵素活性測定基質、診断薬、有用合成中間体として注目されており、工業化可能で、且つ、安価でより簡便な製造方法が強く求められている。



【解決手段】そこで、本発明者は、出発原料の無保護糖から1段階で対応するフェニルグリコシド誘導体を得る製造方法に関し、光延(Mitsunobu)試薬を活用することにより、1段階の脱水縮合反応により、フェニルグリコシド誘導体を得るものである。本プロセスによれば、従来のようなヒドロキシ基の保護ならびに脱保護は全く必要としない。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

抗菌活性を有する新規マクロライド及びケトライド

2011年05月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

【公表番号】特表2010-501541(P2010-501541A)
【公表日】平成22年1月21日(2010.1.21)

 本発明は、微生物感染によって引き起こされる疾患を予防及び治療するための抗菌活性を有する化合物を提供する。従って、本発明は、抗菌活性を有する新規な半合成11,12-γラクトンマクロライド及びケトライド、該化合物の製造方法並びに前記化合物を活性成分として含有する医薬組成物及び前記化合物で微生物感染症を治療する方法に関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


可逆的なホスホトリエステル電荷中和保護基による核酸の形質導入可能な送達

2011年05月28日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
【出願番号】特願2009-519541(P2009-519541)
【出願日】平成19年7月11日(2007.7.11)
【国際出願番号】PCT/US2007/015966
【国際公開番号】WO2008/008476
【国際公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願人】(500445295)ザ レジェンツ オブ ザ ユニヴァースティ オブ カリフォルニア

 本開示内容は、正味のアニオン電荷を低減するように改変された核酸構築物に関する。いくつかの態様において、この構築物は、ホスホジエステル及び/又はホスホチオエート保護基を含む。本開示内容はまた、かかる構築物の作製及び使用方法を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

非天然型糖鎖誘導体の製造方法及びその原料

2011年05月28日 | 糖鎖生化学

【課題】糖の誘導体ではないシクロヘキサン誘導体に天然糖鎖を転移させることによって非天然型糖鎖誘導体を製造する方法を提供すること。
【解決手段】シクロヘキサン環を構成する炭素原子の少なくとも一つの炭素原子上に二級水酸基が結合し、当該二級水酸基が結合している炭素原子と隣接する炭素原子のうちの少なくとも一つの炭素原子上にヒドロキシメチル基が結合しているシクロヘキサン誘導体に、N-結合型糖鎖を転移させることを含む、非天然型糖鎖誘導体の製造方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

医療用麻薬の使い方見直し がん患者、痛みの治療に8割満足

2011年05月28日 | 医療 医薬 健康
【ゆうゆうLife】
 「がん治療で痛みのケアが不十分なのではないか」との懸念が、専門家に根強い。モルヒネなど医療用麻薬の使用があまりにも少ないからだ。「使用量の多さイコール治療の質」とはかぎらないが、名古屋市の病院では使用量が増えて患者の満足度も上がったことが分かった。痛みの治療をリードする病院の取り組みをリポートする。SankeiBiz.,2011-05-20

ヒトT細胞Molt3誘導細胞株

2011年05月28日 | 細胞と再生医療

ヒトT細胞Molt3誘導細胞株、HHV−6検出の為のプライマー、およびそれらを用いたHHV−6の検出方法 (スコア:7197)

出願人: 大石 孝昭
出願 2007-104925 (2007/04/12) 公開 2008-154575 (2008/07/10)

【課題】 HHV−6感染に感受性が高く、ガンシクロビル耐性の有無に関わらず、効率よくHHV−6を増殖させ得る細胞、およびHHV−6の感度の高い検出法を提供すること。【解決手段】 ヒトMolt3を処理し、HHV−6に感受性の高いヒトT細胞Molt3誘導細胞株を得る。また、この細胞を使用して、HHV−6の既知あるいは未知の多様なタイプを効率よく迅速に検出できるような検出法が確立できる。さらに、PCR用のプライマーをHHV−6のU69内の特定の領域に設定することにより、HHV−6を効率よく迅速に増幅させ、ヒトT細胞Molt3誘導細胞株との組合せにおいて、非常に優れたHHV−6の検出系の確立が可能となる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

iPS細胞開発、京大・山中教授らに学会栄誉

2011年05月28日 | 医療 医薬 健康

 国際幹細胞学会は、新たに創設した「マキュアンセンター・イノベーション賞」の受賞者に、京都大の山中伸弥教授(48)と高橋和利講師(33)が決まったと発表した。
 さまざまな細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)の開発が、病気のメカニズム解明や治療に向けた画期的な技術と評価された。授賞式は6月15日からカナダで始まる同学会で行われる。読売新聞(web版) 2011-05-28

「ヒ素で生きる細菌」に反論続々…米誌が特集

2011年05月28日 | 生命科学 生物誌
米航空宇宙局(NASA)などのチームが昨年12月、生命活動に必須のリンの代わりに、猛毒のヒ素を利用して生きる細菌をカリフォルニア州のモノ湖で発見したと発表したことについて、米科学誌サイエンスは27日、この結論に疑問を投げかける8本の論文を電子版で発表した。


 いずれの論文も、「ヒ素はデオキシリボ核酸(DNA)中では不安定」「生命活動に利用しているのではなく体内に取り込んだだけ」などと問題点を指摘、実験の過程でヒ素が混入した可能性なども挙げている。

 これに対し、NASAチームは反論する論文を同誌電子版に掲載。実験方法が適切だったことを詳しく説明し、「全体を考えても、やはり当初の結論が最も合理的な説明」としている。
(2011年5月28日09時14分 読売新聞)