バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

樹状細胞ワクチン療法

2011年05月11日 | 医薬工学 製剤 DDS
免疫力高め、がん退治
 副作用少なく入院不要
 
 患者の血液中の細胞を培養してがんに対する免疫力を高め、がん退治を目指す「樹状細胞ワクチン療法」。国内では効果を確認するための臨床試験は行われておらず、健康保険の適用外だが、抗がん剤のような副作用がほとんどなく、入院も不要な新しい治療法として注目されている。共同通信47News.,2011.05.02

ネクローシス阻害剤の開発

2011年05月11日 | 創薬 生化学 薬理学
細胞死メカニズムの解明をめざして
闐闐 孝介1), 袖岡 幹子2)
1) 東京大学分子細胞生物学研究所
2) 理化学研究所
抄録
細胞が自ら積極的に死ぬという現象は,「アポトーシス」という言葉で広く受け入れられ,その詳細な分子機構が解明されてきた.一方,偶発的に起こる細胞死とされてきた「ネクローシス」にも,近年何らかの制御機構が存在することがわかってきた.著者らはその特異的な阻害剤の開発に成功し,これを用いてネクローシスの分子機構の解明を進めている.ここでは,その開発の経緯と分子機構解明をめざした研究について紹介する.
JOI JST.JSTAGE/kagakutoseibutsu/46.478

タンパク質構造解析方法、タンパク質構造解析装置、プログラム、および、記録媒体

2011年05月11日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2007-273069 出願日 : 2007年10月19日
公開番号 : 特許公開2008-76406 公開日 : 2008年4月3日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 山田 尚之 外3名

【課題】立体構造予測結果の評価や、構造予測に有用な構造情報の提供が可能であり、高感度かつ迅速な立体構造情報の実測技術を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明は、立体構造を予測する対象タンパク質について断片化して断片化スペクトルを測定し、測定された断片化スペクトルに基づいて、対象タンパク質のアミノ酸配列に対する断片化イオンの帰属情報を決定し、測定された断片化スペクトルおよび決定された断片化イオンの帰属情報に従って、対象タンパク質のアミノ酸配列において溶媒に接触している箇所を特定し、当該箇所に従って対象タンパク質のアミノ酸配列における溶媒接触残基情報を決定し、対象タンパク質について立体構造を予測し、対象タンパク質について基準振動計算を行い、予測された立体構造予測データと決定された溶媒接触残基情報と基準振動計算による計算結果とを対応させて出力する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)