バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ピロリ菌に対する新規免疫グロブリン

2011年03月17日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2009-551655 出願日 : 2008年3月3日
公表番号 : 特許公表2010-519901 公表日 : 2010年6月10日
出願人 : ヘリキュア アクチボラゲット 発明者 : ボレン、トマス 外1名

本発明は、ピロリ菌(Helicobacter pylori、H.pylori)によって引き起こされる感染の予防、治療及び診断のための物質及び方法に関する。より詳細には、本発明は、新規の特異的な可変抗体領域、その誘導体及び完全ヒト免疫グロブリンAbba3に関する。Abba3は、ピロリ菌によって発現されるBabA抗原に特異的な活性を示し、BabAとフコシル化されたABO/ルイスb血液型抗原(Leb)の結合に関して競合する。本発明はさらに、前記免疫グロブリンの産生、それらの単離、及び例えば疾患を引き起こすピロリ菌の検出における使用の方法に関する。本発明は、免疫感作療法、すなわち、ピロリ菌株によって引き起こされる病的感染を治療及び予防するための受動ワクチン接種にも関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

アレルゲン結合性IgEモノクローナル抗体および低アレルギー性物質の製造方法

2011年03月17日 | アレルギー アトピー

出願番号 : 特許出願2009-546784 出願日 : 2008年1月29日
公表番号 : 特許公表2010-521138 公表日 : 2010年6月24日
出願人 : バルティオン テクニリーネン トゥトキムスケスクス 発明者 : ユゥルハ,シルパ 外7名

本発明は、非連続的な平面状アレルゲン性エピトープ、例えば、β-ラクトグロブリンのエピトープ、に対して高い親和性と特異性をもって結合する、ヒトIgE抗体およびその誘導体に関する。また、本発明は、上記のアレルゲン結合性モノクローナル抗体を作製したり改変したりするための方法、並びにこのような抗体やその誘導体を免疫診断や免疫療法の分野で使用するための方法を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

新規N-アセチルグルコサミン-2-エピメラーゼ及びCMP-N-アセチルノイラミン酸の製造方法

2011年03月17日 | 糖鎖生化学

出願番号 : 特許出願2009-541215 出願日 : 2007年12月7日
公表番号 : 特許公表2010-512741 公表日 : 2010年4月30日
出願人 : ジーン ケム インコーポレーテッド 発明者 : ウ ジンソク 外11名

本発明は新規N-アセチルグルコサミン-2-エピメラーゼ及びCMP-N-アセチルノイラミン酸の製造方法に係り、さらに詳しくは、バクテロイデスフラギリスNCTC9343(Bacteroides fragilis NCTC 9343)由来のN-アセチルグルコサミン-2-エピメラーゼ及び前記N-アセチルグルコサミン-2-エピメラーゼを用いてCMP-N-アセチルノイラミン酸を製造する方法に関する。本発明によれば、安価な基質であるシチジンモノホスフェートとN-アセチル-D-グルコサミンを用いて一回の反応により経済的にCMP-N-アセチルノイラミン酸を量産することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

タンパク質産生のための至適化された宿主細胞

2011年03月17日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2009-539343 出願日 : 2007年11月30日
公表番号 : 特許公表2010-511385 公表日 : 2010年4月15日
出願人 : クロモセル コーポレイション 発明者 : ソーチャック, デニス 外1名

 高レベルの組換えタンパク質を産生する細胞系統の選択は、バイオテクノロジーにおいて最も大きなチャレンジの1つである。本発明は、増加したレベルの関心のあるRNAまたはタンパク質を発現する細胞を単離するための方法に関連し、ここでその細胞は、増加したまたは減少した増殖速度を有する細胞、増加または減少したアポトーシスの割合、または二相性の増殖プロファイルを有する細胞のような、変化した増殖プロファイルを示す。ここでその細胞はまた、増加したレベルの関心のあるRNAまたはタンパク質を発現する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

チトクロームP-450遺伝子発現大腸菌およびそれらを用いた微生物変換方法

2011年03月17日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2008/053563 国際出願日 : 2008年2月28日
国際公開番号 : WO2008/105512 国際公開日 : 2008年9月4日
出願人 : メルシャン株式会社 発明者 : 藤井 匡 外4名

細菌由来のチトクロームP-450遺伝子を組み込んだ大腸菌を用いた微生物変換系においてみられる変換効率の低さを改善する手段の提供を目的とする。大腸菌に、アシネトバクター・エスピー(Acinetobacter sp.) OC4株由来の電子伝達系をコードする遺伝群aciBCを組み込むとともに、細菌由来のチトクロームP-450遺伝子の5'末端側に、アシネトバクター・エスピー(Acinetobacter sp.) OC4株由来のアルカン酸化性チトクロームP-450であるAciAのN末端48アミノ酸等をコードするポリヌクレオチドを付加した組換え大腸菌を作製し、これを微生物変換に使用することにより、疎水性または両親媒性の基質化合物を非常に効率よくその目的化合物に変換することができる。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

遺伝子発現アッセイ

2011年03月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2009-552978 出願日 : 2008年3月14日
公表番号 : 特許公表2010-521142 公表日 : 2010年6月24日
出願人 : ヒューマン ジェネティック シグネチャーズ ピーティーワイ リミテッド 発明者 : ミラー,ダグラス,スペンサー 外2名
発明の名称 : 遺伝子発現アッセイ

RNAの二次構造を実質的に除去する重硫酸塩などの作用物質でRNAを処理することと、処理したRNAの存在または量を測定して遺伝子発現の指標を得ることとを含む遺伝子発現のアッセイ。本発明は、そのアッセイにおけるオリゴヌクレオチド、PNA、LNAまたはINAプローブの使用も含む。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

百日咳ワクチンを主成分とする、癌抗原ペプチドワクチン

2011年03月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍


国際出願番号 : PCT/JP2008/052070 国際出願日 : 2008年2月7日
国際公開番号 : WO2008/096831 国際公開日 : 2008年8月14日
出願人 : 財団法人阪大微生物病研究会 外1名 発明者 : 宇高 恵子 外1名
発明の名称 : 癌の治療剤

本発明は、百日咳ワクチンを主成分とする、癌抗原ペプチドワクチンおよびウイルス抗原ペプチド用アジュバントを提供する。本発明はまた、癌抗原ペプチドもしくはウイルス抗原ペプチドおよび百日咳ワクチンを含む、癌もしくはウイルス感染症の治療、並びに癌の転移や再発もしくはウイルス誘発性腫瘍の予防剤を提供する。百日咳ワクチンとしては、特に全菌体百日咳ワクチンが好適に用いられ得る。本発明の剤は、安全に複数回投与が可能である。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅するためのプライマーセット

2011年03月17日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2008-309082 出願日 : 2008年12月3日
公開番号 : 特許公開2010-130931 公開日 : 2010年6月17日
出願人 : 株式会社東芝 外1名 発明者 : 堀内 秀紀 外3名
発明の名称 : ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅するためのプライマーセット、前記微生物を検知および/または分類するための方法
【課題】ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅するためのプライマーセット、前記微生物を検知および/または分類するための方法を提供する。
【解決手段】ヘリコバクター属の微生物由来の核酸を特異的に増幅するためのLAMP増幅用核酸プライマーセットからなる。LAMP増幅用核酸プライマーセットはFIP、F3、BIPおよびB3を具備し、これらのプライマーはF1、F2、F3、B1c、B2cおよびB3c領域をそれぞれ複数の特定の配列からなるポリヌクレオチドを含む。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

醗酵人参エキスを有効成分とする抗糖尿病剤

2011年03月17日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2008-312007 出願日 : 2008年12月8日
公開番号 : 特許公開2010-132625 公開日 : 2010年6月17日
出願人 : 長瀬産業株式会社 発明者 : 宮崎 寿次 外2名
発明の名称 : 抗糖尿病剤

【課題】長期の摂取によっても人体にとって安全であり、糖尿病の治療および/または予防に優れた効果を有する抗糖尿病剤および該抗糖尿病剤を含有する飲食品を提供すること。
【解決手段】醗酵人参エキスを有効成分として含有する、抗糖尿病剤、および、該抗糖尿病剤を含有し、食後の血糖値の上昇を抑制する作用を有することを特徴とする、糖尿病の予防または治療のために用いられる旨の表示を付した飲食物。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

自然免疫機構のみを有する生物を利用した微生物感染のモデル

2011年03月17日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2010-37402 出願日 : 2010年2月23日
公開番号 : 特許公開2010-133975 公開日 : 2010年6月17日
出願人 : 株式会社ゲノム創薬研究所 発明者 : 関水 和久
発明の名称 : 獲得免疫機構を有する生物に感染する病原微生物に対し抗菌活性を有する化合物を自然免疫機構のみを有する昆虫類の幼虫を利用してスクリーニングする方法、および該抗菌活性を自然免疫機構のみを有する昆虫類の幼虫を利用して評価する方法

【課題】自然免疫機構のみを有する生物を利用した微生物感染のモデルであって、獲得免疫機構を有する生物における微生物感染症の抗菌剤開発に有用なモデルを提供すること。
【解決手段】抗菌剤評価系として、自然免疫機構のみを有するカイコ幼虫が有用であるかについて検討した。カイコ幼虫への黄色ブドウ球菌あるいは緑膿菌の注射により、カイコ幼虫が感染死することを見出した。カイコ幼虫における抗菌剤の効果は、驚くべきことに、獲得免疫機構を有する生物であるヒトの臨床におけるこれら薬剤の有効性と一致していた。ekouhou 特許公開・明細書(全文)