バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

動物実験施設の現状と課題

2010年12月17日 | 医療 医薬 健康
畑 英一
The KITAKANTO Medical Journal, Vol. 52 (2002) No. 6 pp.481-482
群馬大学の動物実験施設は昭和56年に設立され, すでに20年以上経過しております.現在, 当施設におきましてはハード, ソフト両面から時代に対応した施設への再構築が求められております. [ 抄録 ][ 全文PDF(697K) ]

シーベリー葉ポリフェノールによる高脂肪食投与雄マウスの抗肥満効果

2010年12月17日 | 健康・栄養機能性成分
西 繁典, 齋藤 優介, 小疇 浩, 弘中 和憲, 小嶋 道之
日本食品科学工学会誌, Vol. 54 (2007) No. 11 pp.477-481
高脂肪食餌と同時にシーベリー葉ポリフェノール(SBLPP)飲料を8週間与えた雄マウスの体重は,コントロールよりも有意に低く,特に腹部の脂肪重量および肝臓重量は顕著に低かった.また,SBLPP飲料を与えた雄マウスの血中GPT活性はコントロールよりも有意に低く,高脂肪食摂取による肝臓への脂肪蓄積の抑制が示された. [ 抄録 ][ 全文PDF ]

ヒストン脱アセチル化酵素阻害活性を有する物質を用いた細胞性免疫増強剤

2010年12月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2009-524035 出願日 : 2007年12月6日
公表番号 : 特許公表2010-511597 公表日 : 2010年4月15日
出願人 : 北海道公立大学法人 札幌医科大学 外1名 発明者 : 鳥越 俊彦 外4名

【課題】 本発明は、細胞性免疫増強剤を提供し、その発癌、癌再発予防治療、癌免疫治療または病原微生物感染治療等への応用に寄与する。
【解決手段】 本発明に係る細胞性免疫増強剤は、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害活性を有する物質を有効成分として含んでなる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

除草剤耐性を植物および植物細胞に賦与するためのトランスジェニック形質

2010年12月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2009-540502 出願日 : 2007年12月7日
公表番号 : 特許公表2010-512153 公表日 : 2010年4月22日
出願人 : ダウ アグロサイエンス リミテッド ライアビリティー カンパニー 発明者 : リラ ジャスティン エム. 外7名
発明の名称 : 選択マーカー遺伝子

 本発明は、本明細書においてDSM-2と呼ばれる新規の遺伝子に関する。この遺伝子は、ストレプトマイセス・セリカラーA3において同定された。DSM-2タンパク質は、PATおよびBARと遠縁である。本発明はまた、DSM-2タンパク質をコードする植物に最適化された遺伝子を提供し、DSM-2は、除草剤グルホシネートおよびビアロホスに対する耐性を植物および植物細胞に賦与するためのトランスジェニック形質として使用され得る。本発明の遺伝子の1つの好ましい使用は、選択マーカーとしての使用である。細菌系における選択マーカーとしてのこの遺伝子の使用は、植物の形質転換の効率を上昇させることができる。唯一の選択マーカーとしてのDSM-2の使用により、クローニング中のさらなる(アンピシリン耐性などの)医療用抗生物質マーカーが不要となる。本発明によれば、様々なその他の使用も可能である。 ekouhou 特許公開・明細書(全文)

生きたプロバイオティクスを含む乾燥食物製品

2010年12月17日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願2009-541634 出願日 : 2007年12月17日
公表番号 : 特許公表2010-512755 公表日 : 2010年4月30日
出願人 : アドバンスド バイオニュートリション コーポレーション 発明者 : モティ,ハレル 外1名

本開示は、スナック食物として消費できるかまたは食物製品に添加できるプロバイオティック送達系に関する。特に、本開示は、糖と、タンパク質と、多糖との真空乾燥混合物中に保存された生存可能なプロバイオティック微生物を含むパリパリしたおいしいトリートを記載する。このプロバイオティクスは、追加の湿分バリアコーティングを必要とせずに、長時間トリート内で生存可能なままである。このプロバイオティクスは動物の胃腸管内でも生存可能なままである。 ekouhou 特許公開・明細書(全文)

治療への応用性が高いことで知られている蛋白質を生産するための高転写性活性細胞株

2010年12月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2009-542139 出願日 : 2007年12月20日
公表番号 : 特許公表2010-512776 公表日 : 2010年4月30日
出願人 : エルエフビー バイオテクノロジーズ ソサイエテ パー アクションズ シンプリフィー ユニパーソンネリー 発明者 : ガウチャー クリスチーネ 外1名

【課題】治療への応用性が高いことで知られている蛋白質を生産するための高転写性活性細胞株において、転写性が高い活性箇所で関心対象の蛋白質をコードする配列の融合を含む、細胞株を発生させることにある。【解決手段】プロセスは、少なくとも1つの細胞で構成される細胞株を発生させるプロセスにおいて、細胞のゲノムの高転写活性領域に特異リコンビナーゼ認識サイトを融合させるステップと、その細胞のゲノムの、特異リコンビナーゼ認識サイトの下流に転写終了信号をコードする核酸配列を融合させるステップとで構成される。 ekouhou 特許公開・明細書(全文)

食道がん治療に細胞シートを使う臨床試験

2010年12月17日 | 細胞と再生医療
東京女子医大、カロリンスカ医科大と協定

 東京女子医科大学の先端生命医科学研究所はスウェーデンのカロリンスカ医科大学と、食道がん治療に細胞シートを使う臨床試験の実施で協定を結んだ。早期の食道がんを内視鏡で取り除き、表面を患者の口の粘膜から培養し作成した細胞シートで覆うことで、食道が縮んでふさがるのを防ぎ、回復期間を短縮させる再生医療だ。 日刊工業新聞(online) 2010年12月17日 。

発達期にセロトニン減-広島大、自閉症マウスで発見

2010年12月17日 | 医療 医薬 健康
 広島大学の内匠透教授らは自閉症のマウスを使い、発達期に脳内の神経伝達物質「セロトニン」が少なくなっていることを見つけた。
 遺伝情報を担う染色体のうち、ヒトの自閉症と関わる染色体に対応するマウスの染色体に着目。マウスの染色体を変え、自閉症ヒト型モデルマウスを作ることで、発見につなげた。
 今回の研究成果によりセロトニンに関わる自閉症の治療薬などの開発が期待できる。日刊工業新聞(online) 2010年12月17日

【感染症と人の戦い】国立感染症研究所情報センター長・岡部信彦

2010年12月17日 | 医療 医薬 健康
■冷めず騒がず科学的備えを
 昨年発生した新型インフルエンザが、人類にとって本当に「新型」だったかどうかは議論が多いが、いずれにしても季節外れに大流行を起こした例外的なインフルエンザだった。このウイルスの型をWHO(世界保健機関)では「A/H1N1 2009」と名付けた。インフルエンザの原因ウイルスが見つかったのは1933年。ウイルスの分子構造までたちどころに解明できるようになったのはこの10年から20年程度の出来事で、過去のウイルスの型を証明することは難しい。MSN産経ニュース 2010.12.17