バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

光感受性機能及び制がん効果を有する高精度・高感度制がん剤、がん細胞の検出方法

2009年06月27日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-299424 出願日 : 2003年8月25日
公開番号 : 特許公開2005-119966 公開日 : 2005年5月12日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 岩田 正彰 外1名
発明の名称 : 光感受性機能及び制がん効果を有する高精度・高感度制がん剤、がん細胞の検出方法

【課題】がん細胞の高感度検出、高精度治療に係わる機能集積型医薬・生化学試薬を提供すること。
【解決手段】 下記一般式Iまたは一般式IIIで表される化合物及びその医薬上許容される塩。


式(I)中、R2は、エチル基又は下記一般式(II)で表される基であり、R4は、エチル基又は下記一般式(II)で表される基であり、R1 及びR3の少なくとも一方は光感受性基である。




式(III)中、R8は、水素原子、エチル基、アルデヒド基、シクロプロピルメチル基、若しくは下記一般式(IV)であり、R11 は、水素原子、エチル基、アルデヒド基、シクロプロピルメチル基、若しくは下記一般式(IV)であり、R7、R9、及びR10の少なくとも1つは光感受性基である。

シスプラチンとEGFR阻害剤を用いた治療

2009年06月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-513819 出願日 : 2005年5月27日
公表番号 : 特許公表2008-501654 公表日 : 2008年1月24日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : ヒギンス,ブライアン 外1名
発明の名称 : シスプラチンとEGFR阻害剤を用いた治療

本発明により、腫瘍または腫瘍の転移の治療を目的とする薬の製造方法であって、治療に有効な量のEGFRキナーゼ阻害剤とシスプラチンを、追加の薬剤(例えば他の抗がん剤)または治療法(例えば放射線療法)とともに、または追加の薬剤または治療法なしで使用することを特徴とする方法が提供される。本発明は、EGFRキナーゼ阻害剤とシスプラチンの組み合わせを、薬理学的に許容可能な基剤と組み合わせた医薬組成物にも関する。本発明を実施する際に使用できるEGFRキナーゼ阻害剤の好ましい一例は、エルロチニブHCl(タルセバ(登録商標)としても知られる)という化合物である。明細書 >>かんたん特許検索PDF

「傷口につば→早く治る」メカニズムの一端解明…松本歯大

2009年06月27日 | 医療 医薬 健康
 口の中に傷ができると、唾液(だえき)に含まれるたんぱく質の一種「ヒスタチン」が別のたんぱく質と結合して、歯肉細胞を増殖させて傷をふさぐことが、松本歯科大(長野県塩尻市)の王宝禮教授(歯科薬理学)と今村泰弘講師(同)のグループの研究でわかった。読売新聞(web版)2009-06-26

クローン牛 評価と「食」とは別問題

2009年06月27日 | 医薬工学 製剤 DDS
 世界初の体細胞クローン牛、「のと」「かが」が石川県で誕生したのは98年のことだ。それから約10年。内閣府の食品安全委員会が体細胞クローン技術で生まれる牛や豚、その子孫について「食べても安全」との最終評価書をまとめ、厚生労働省に答申した。牛乳も安全だという。毎日新聞(社説Web版)2009-06-27

iPS細胞の臨床研究、5年以内に開始 文科省が工程表

2009年06月27日 | NEWSクリッピング
 あらゆる細胞や組織になりうるヒトのiPS細胞の研究について、文部科学省は24日、臨床研究開始までの年数など、到達目標を段階別に示した「研究ロードマップ」を発表した。iPS細胞研究には多額の予算が投じられており、実現までの道筋を国民に説明するとともに、治療への早期活用を促すのが狙いだ。朝日新聞(Web版)2009年6月25日