バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

コレステロールを低下および同化する能力を有する酸および胆汁酸塩耐性のLactobacillus分離株

2008年06月11日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-314692 出願日 : 2006年11月21日
公開番号 : 特許公開2007-89589 公開日 : 2007年4月12日
出願人 : 食品工業発展研究所 発明者 : 劉 玉 茹 外3名

発明の名称 : コレステロールを低下および同化する能力を有する酸および胆汁酸塩耐性のLactobacillus分離株

【課題】コレステロールを低下させる能力を有する酸および胆汁酸塩耐性Lactobacillus分離株の提供。
【解決手段】Lactobacillus分離株またはそれらの継代培養した子孫またはそれに由来する突然変異体であり、種々の食品の調製において、そして胃腸管疾患の処置および予防における使用のための、そして血清コレステロールを低下させる際の使用のための医薬品の製造において、使用され得る。この新規なLactobacillus分離株は、公知のL.acidophilus ATCC 43121、ATCC 4356およびDDS-1と比較して高いコレステロール低下能力を示す。

スギ花粉又はハウスダスト特異的IgE抗体産生抑制剤

2008年06月11日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-286943 出願日 : 2005年9月30日
公開番号 : 特許公開2007-91694 公開日 : 2007年4月12日
出願人 : コンビ株式会社 外1名 発明者 : 藤村 響男 外1名

発明の名称 : スギ花粉又はハウスダスト特異的IgE抗体産生抑制剤、及び該抗原特異的IgE抗体産生抑制のために用いられる飲食品

【課題】 長期間服用しても副作用の心配がなく、アレルゲンの中でも特にスギ花粉やハウスダストを発症要因とするアレルギー疾患に対して優れた抗アレルギー効果を有するスギ花粉又はハウスダスト特異的IgE抗体産生抑制剤、及び該抗原特異的IgE抗体産生抑制のために用いられる飲食品を提供する。
【解決手段】 スギ花粉又はハウスダスト特異的IgE抗体産生抑制剤の有効成分として、ヒトの腸内又は発酵食品から分離される細菌を含有させる。前記細菌は、エンテロコッカス・フェカリスFERM BP-10284(産業技術総合研究所・特許微生物寄託センター寄託番号)であることが好ましい。本発明のスギ花粉又はハウスダスト特異的IgE抗体産生抑制剤は、花粉アレルギー患者に対するスギ花粉特異的IgE抗体の産生を抑制、又はアトピー性皮膚炎患者に対するハウスダスト特異的IgE抗体の産生を抑制するために用いられる。


ジアシルオキサゾロン及びその製造方法

2008年06月11日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2006-233087 出願日 : 2006年8月30日
公開番号 : 特許公開2007-91731 公開日 : 2007年4月12日
出願人 : 株式会社エーピーアイ コーポレーション 発明者 : 上原 久俊 外5名

発明の名称 : ジアシルオキサゾロン及びその製造方法、並びにβ-ケトアミノ酸誘導体の製造方法

【課題】ジアシルオキサゾロン並びにβ-ケトアミノ酸誘導体を、短工程かつ強塩基や低温反応を必要としない温和な条件で製造する工業的方法を提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)


(式中、R1は炭素数1~10のアルキル基を示し、R2は置換していてもよい炭素数1~10のアルキル基又はアリール基を示す。)で表されるジアシルオキサゾロン。

ミルベマイシン化合物およびアベルメクチン化合物の活性汚泥処理法

2008年06月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP2005/021329 国際出願日 : 2005年11月21日
国際公開番号 : WO2006/054738 国際公開日 : 2006年5月26日
出願人 : ノバルティスアニマルヘルス株式会社 発明者 : 小島 俊氏

発明の名称 : ミルベマイシン化合物およびアベルメクチン化合物の活性汚泥処理法

ミルベマイシン類およびアベルメクチン類を微生物により産生させた後に生じる培養ろ液などのミルベマイシン化合物またはアベルメクチン化合物含有工場廃水を効率的かつ安全に、そして低いランニングコストで処理することができる方法を提供する。ミルベマイシン化合物およびアベルメクチン化合物からなる群から選択される少なくとも1種を含有する工場廃水を活性汚泥処理することにより、ミルベマイシン化合物またはアベルメクチン化合物を除去することを特徴とする方法。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB 2008-06-11

新規シャトルベクター

2008年06月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2005/021566 国際出願日 : 2005年11月24日
国際公開番号 : WO2006/057289 国際公開日 : 2006年6月1日
出願人 : 株式会社アネロファーマ・サイエンス 発明者 : 加納 康正 外6名

発明の名称 : 新規シャトルベクター

ビフィドバクテリウム属微生物(BM)での宿主域が広く、かつコピー数が多く、発現ベクターとして用いた場合、所望の蛋白質を高発現することができる、BMと大腸菌とのシャトルベクターや、該シャトルベクターを利用したBMにおいて所望遺伝子を発現することができる発現ベクターや、該発現ベクターで形質転換されたBMや、該BMを有効成分とする抗腫瘍剤を提供するものである。pTB6の複製開始点(oriV)-repB領域を含み、MembB、MobA、OrfI及びoriT領域を含まないpTB6由来領域部分と、大腸菌の複製開始点(oriC)領域を含み、アンピシリン耐性遺伝子(ampR)の発現産物であるβ-ラクタマーゼのN末端領域をコードするDNAが欠失している大腸菌由来プラスミド部分とを有する、平均コピー数が6~30のBMと大腸菌とのシャトルベクターを構築する。

工業的に有用な微生物

2008年06月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2005/021691 国際出願日 : 2005年11月25日
国際公開番号 : WO2006/057341 国際公開日 : 2006年6月1日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 溝口 寛 外2名

発明の名称 : 工業的に有用な微生物

本発明によれば、野生型の大腸菌の染色体DNAより470kbp以上短い染色体DNAを有する該大腸菌の変異体は、一定時間培養後の菌体数が野生型株よりも多く、よって該変異体を培地に培養し、培養物中に有用物質を生成、蓄積させることにより、効率よく有用物質、例えばタンパク質、ペプチド、アミノ酸、核酸、ビタミン、糖、有機酸および脂質などを製造することができる。

被検体生物の同定方法、この方法に使用する内部標準用DNA組成物及びその製造方法

2008年06月11日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP2005/022188 国際出願日 : 2005年12月2日
国際公開番号 : WO2006/059717 国際公開日 : 2006年6月8日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 外1名 発明者 : 浜野 圭一 外3名

発明の名称 : 被検体生物の同定方法、この方法に使用する内部標準用DNA組成物及びその製造方法

遺伝子型による生物の同定方法であって、より規格化精度を高め、その結果、同定精度も高められた方法、及び規格化精度を高めるための手段を提供する。(1)被検体生物のゲノムを鋳型として調製した2本鎖DNAを温度勾配ゲル電気泳動または変性剤濃度勾配ゲル電気泳動に付し、(2)得られた前記2本鎖DNAの電気泳動パターンから、前記2本鎖DNAの特徴点を抽出し、(3)抽出された特徴点に基づいて被検体生物の同定を行う方法。(4)前記2本鎖DNAのゲル電気泳動を、2種類の内部標準DNAとともに行い、(5)前記2種類の内部標準DNAの電気泳動パターンから各内部標準DNAの融解開始点を抽出し、これらの融解開始点を基準点として、前記特徴点を規格化し、かつ(6)規格化した特徴点に基づいて被検体生物の同定を行う。

γ-ラクトンの立体選択的合成

2008年06月11日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2007-538474 出願日 : 2005年11月2日
公表番号 : 特許公表2008-518595 公表日 : 2008年6月5日
出願人 : ヴェ. マヌ フィル 発明者 : ズッカ ジョセフ 外1名

発明の名称 : γ-ラクトンの立体選択的合成

【課題】(R)或いは(S)-γ-ラクトンの立体選択的調製法。
【解決手段】γ-ラクトンを微生物により生合成することであって、該生合成は、C5からC20の脂肪酸から選択された基質の、C4における立体選択的なヒドロキシル化を可能にする微生物株から選抜された株、特に、アスペルギルス属或いはモルティエレラ属の株を使用して行われる。また、上記γ-ラクトンの生合成、並びにその香料への使用及び食品用香料への使用も開示される。


スフィンゴイド塩基又はその誘導体を生産する微生物株

2008年06月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-539587 出願日 : 2005年11月7日
公表番号 : 特許公表2008-518612 公表日 : 2008年6月5日
出願人 : コスモフェルム ビー.ブイ. 発明者 : ファン デン ベルグ,マルコ,アレクサンダー 外1名

発明の名称 : スフィンゴイド塩基又はその誘導体を生産する微生物株

本発明は、バイオマス乾燥重量g当たり少なくとも0.1 mgのスフィンゴイド塩基を生産する微生物株、特に酵母株を提供する。本発明はさらに、スフィンゴイド塩基を生産する微生物株を得るための方法であって、適切な濃度の毒素の存在下で微生物細胞の集団をインキュベーションすること、前記毒素に対して耐性である細胞を選択すること、そしてバイオマス乾燥重量g当たり少なくとも0.1 mgの式(1)


のスフィンゴイド塩基を生産する毒素耐性細胞集団から細胞を単離することを含む方法を提供する。任意的に、該方法はさらに、バイオマス乾燥重量g当たり少なくとも0.1 mgの式Iのスフィンゴイド塩基を生産する毒素耐性微生物細胞の集団を、スフィンゴ脂質代謝経路の酵素をコードするポリヌクレオチドでのDNA介在形質転換に付すことを含む。本発明はさらに、ピキア シフェリイ(Pichia ciferrii)から得られうるジヒドロセラミド・デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドを提供する。



Yarrowia lipolyticaの高エイコサペンタエン酸生成株

2008年06月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-540126 出願日 : 2005年11月3日
公表番号 : 特許公表2008-518627 公表日 : 2008年6月5日
出願人 : イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 発明者 : ダムド,ハワード・ジー 外9名

発明の名称 : ヤロウィア・リポリティカ(YARROWIALIPOLYTICA)の高エイコサペンタエン酸生成株

総油画分中に25%を超えるエイコサペンタエン酸(EPA、ω-3多価不飽和脂肪酸)を生成できる油性酵母ヤロウィア・リポリティカ(Yarrowia lipolytica)の遺伝子操作された株について述べられる。これらの株は、異種性のデサチュラーゼ、エロンガーゼ、およびアシルトランスフェラーゼを発現する様々なキメラ遺伝子を含んでなり、場合によって様々な天然デサチュラーゼおよびアシルトランスフェラーゼノックアウトを含んでなり、EPAの合成および高蓄積を可能にする。生産宿主細胞が特許請求され、前記宿主細胞内でEPAを生成する方法もまた特許請求される。