出願番号 : 特許出願2001-203130 出願日 : 2001年7月4日
公開番号 : 特許公開2003-9882 公開日 : 2003年1月14日
出願人 : 関水 和久 発明者 : 関水 和久
発明の名称 : 形質転換効率が高められた微生物変異株を調製する方法
【課題】 ポリヌクレオチドの導入効率が低い微生物を変異原処理することで、形質転換効率が高められた微生物変異株を調製する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 形質転換効率が著しく低いことが知られている臨床分離のMRSAを変異原処理することで、プラスミドDNAの導入効率が上昇するMRSA変異株を調製することができるか否かを検討した。その結果、本発明者は、変異原処理前のMRSAにおいて形質転換体が得られない条件下で、変異原処理したMRSAでは形質転換体が得られることを見出した。さらに、変異原処理することで得られたMRSA変異株から、プラスミドDNAを脱落させ、再度、プラスミドDNAを導入することで、驚くべきことに、変異原処理前に比べ約1000倍以上の形質転換効率を有するMRSAを調製することに成功した。
公開番号 : 特許公開2003-9882 公開日 : 2003年1月14日
出願人 : 関水 和久 発明者 : 関水 和久
発明の名称 : 形質転換効率が高められた微生物変異株を調製する方法
【課題】 ポリヌクレオチドの導入効率が低い微生物を変異原処理することで、形質転換効率が高められた微生物変異株を調製する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 形質転換効率が著しく低いことが知られている臨床分離のMRSAを変異原処理することで、プラスミドDNAの導入効率が上昇するMRSA変異株を調製することができるか否かを検討した。その結果、本発明者は、変異原処理前のMRSAにおいて形質転換体が得られない条件下で、変異原処理したMRSAでは形質転換体が得られることを見出した。さらに、変異原処理することで得られたMRSA変異株から、プラスミドDNAを脱落させ、再度、プラスミドDNAを導入することで、驚くべきことに、変異原処理前に比べ約1000倍以上の形質転換効率を有するMRSAを調製することに成功した。