お知らせ
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瞭(20期生・名古屋大学機械航空2年)が驚愕、「なんでこんなに上がったん、あの中3が・・・」
瞭が眺めていたのは自分たち20期生が中3の時にやった育伸社の全国模試の成績と今年の中3の対照表。「ははは、俺ってええやん、408点か・・・今やったら各教科80点は絶対に取れへんな。でもグッチ(岩口)が283点で津西やろ、流されやすいタケ(陵)が284点で結局は津東やったやろ。それで今年の名前はあんまり知らんけど、あいつらが340点やらそころ取てるんや。津西楽勝やん・・・津高に進学した理恵で354点、津高ボーダーはゆうに超えてるやろ、やったら今からやったら充分に津高やん」
さすがに過去のファイルから列挙された面々が同期ゆえに説得力がある。自分たちの同期ゆえにリアルだ。いやあ、嬉しいことを言ってくれるやん・・・そうそう、そんな言葉が聞きたかったんや。
「少し前に来たときは悲惨やったよな、あれって50点満点の試験?って思たもん・・・でもなあ、なんでこんな短期間にこんなに上がってこれるねん」
いやあ、もっと言うて、はいはいはい。
瞭が壁にかかった時計を見る・・・午後11時半。「こんな時間にいなくなるんやからヤル気がない奴らやと思てたけど、それなりに勉強してるんやろな」
なんでそこに帰着させるねん・・・ちゃうやろ!
立ち去り難い感情・・・兄貴が塾に寄贈してくれたマージャン専用卓を前にしてだ。最大の山場の小論文を終えた祥(17期生)にささやかなプレゼント・・・瞭(20期生・名古屋大学工学部機械航空2年)が帰ってきたこともあり、ちょっとだけマージャンしよや。
そして、リーチをしたときに皆が緊張する一瞬がたまらないという絵梨香(18期生・立命館大学情報理工3年)が見守る。
それは事実まさしく見守るという行為となる。祥が正念場となるや、横にいる絵梨香にすがる視線を投げかける。そして、さすがにこの日ばかりは運の太い祥、何をやっても牌が動き、ミスがミスにならない。あげく、今年絶好調の瞭が初放縦!
結局半荘3回のうち2回トップで終了・・・+129。別段俺たちが手を抜いたわけでもない・・・祥の今を生きる覇気が勝利を呼び込む。その運の前ではキャリアもテクニックも平伏する。これがマージャンの一番おもしろいところ。強い奴が勝つゲームではない。その日、強い奴が勝つ・・・それがいい。そして昨夜、小論文試験を終えた祥は最強であった。
あがるたびに卓をさすり、「これは兄貴が送ってくれた卓やから・・・」 そのたびに俺、「この卓、相性悪いわい」
なにしろ兄貴はあの理不尽大王だ。たぶん、今までいじめられたり、理不尽な所業で頭にきたことを小論文試験が終わった今なら200~250字の字数で際限なく書けるだろうが・・・やっぱり好きなんやろね。
その兄貴、たまになかなかの名文を書く。ブログからの抜粋・・・これが一人っ子だった俺にはなおさらグッと来るねん。以下・・・