講師も倒れそう

「今年は大変ね」・・・さつき（名城大学人間学科２年）がため息まじりにコメント。密航が決定した大貴の英語の採点でだ。点数は34点、７月の英語をどっぷりと浸かっていれば状況も変わったろうが、ここからが勝負だ。大貴は理科が着実に、社会は謙虚に上がっている。しかし数学は得意エリアと不得意エリアの差が極端だ、点数が日により上下する。昨日の68点から今日は20点降下である。

さつきのため息が激怒に一瞬でシフトする・・・「光亮、来い！」　光亮、７月は毎日のように英語三昧、それもあってか40点台までは成長したと思ったのもつかの間、ここ二日ほど俺がいなくて英語をしなかったのが原因か・・・14点。これではスタートに戻れという人生ゲーム？　砂漠に水をまく作業が始まる。

真ん中の部屋でさつきの絶叫と怒号が交互する。数学と社会で偏差値50以上という大まかな戦略はクリアしたが、英語が14点では悪すぎる。他の中３は国語の試験に入っているが、光亮はさつきと二人でやったばかりの英語の復習である。

「もう！　光亮に教えていると無限ループ状態！　めっちゃくちゃよ」とさつき。俺の気持ちが少しは分かったか・・・。「 should V って何って聞いたら、V したいだって。で、じゃあ want to V は？って聞いたら Vに行った・・・ must V は？って問には V すべきです・・・もう！」

さつきも俺と同様に倒れるかもしれない。

毎日が勝負

社会は司も76点で偏差値は59あたりだ・・・松阪高校のボーダーはクリアしている。しかし光亮には英語、司には数学という難関がある。なぜか光亮は数学で69点を叩いて偏差値50をやっとこさクリア、司が54点でブレーキである。残るは夜の英語と国語だ。

今週は毎日、過去の三重県統一テストの第３回で心中・・・。やはり塾にいる時間が多いほど一日の成長曲線の伸びが大きい。毎日その日やった試験の復習に時間を費やし、翌日の新たな試験に臨む。

今年の中３の内申は和沙を除けば全員が総崩れの状態・・・内申をどこまで上げることができるか、その命題とともに内申が上がらなかったときのことも考えねばならない。松阪高校で勝負するなら実力を磨くしかない。その意味では夏休みは毎日が勝負だ。

 

中１が昼からポツリポツリと姿を見せる。夏休みの宿題に追われている。やっと馨五が５教科の宿題を終えたという。さっそく数学を進める・・・等式である。それを終えるとさつき（21期生・名城大学人間学科２年）が一次方程式を教え始める。夏休みが終わるまでに中１は比例までは終えておきたい。英語は現在形と過去形と未来形の時制までだ。

 

陽茉莉・・・ひまり・・・ひまわりのイメージしたそうな。

親の期待に沿おうとの気負いなく、ただただ健やかに育ってほしい。そやけど竜ちゃん、そのおかっぱ頭みたいなん、なんとかしいな。風貌くらいやり手風の営業マンを気取ってみればどうよ。

 

今日のシステム英単語の試験は休みです。大典（21期生・浪人）が風邪で休みでおもろないし・・・。

 

クリックのほう、ほんまにほんまに頼んます。ほんまでっせ。

少ない注文ですまない

育伸社の竜ちゃんがやって来る・・・盆休み前の挨拶まわりか、と思ったら娘が生まれたとか。娘どころか、結婚していたなんて知らなかったわけでびっくりした。

奥さんは同じ年だそうで、籍を入れてからひと月ほどで結婚式、すかさず娘誕生・・・多少生き急いでいる感があるが、ともかくおめでとう。

名前は・・・またぞろ難度が高い・・・陽茉莉・・・次の更新ででも答えを発表します。

結婚祝いといっても持ち合わせもなく、教材の注文で勘弁してもらう・・・細やかでゴメン。ふつうなら俺が祝いのはずが、逆に竜ちゃんのほうからお土産をいただく。「生徒さんたちと食べてください」

高砂本家のシュークリーム・・・見るからに高そう、見るからに食べにくそうなのをありがとう。

 

中３には過去の三重県統一、密航者の大貴と荘次郎は社会が大の苦手・・・昨日の今日で復習したかどうかが分かる流れだが、一応はしたかな。20点→32点と32点→52点・・・たった一日の復習でこれだけ変わるのだ。

さすがに一番長い時間塾にいる光亮が76点でトップ・・・偏差値は59あたり。まあ、志望の松阪高校、社会だけは受かるか。

 

クリックのほう、大ピンチです。何卒よろしくお願いします。

 

ハレの残像

呉の花火大会への三かは去年に続いて２回目だ。

橋本ドクターが知り合いを頼り場所を解放してもらい、そこで老いも若きも騒ぐ。花火大会の会場はすぐ近くにあり、夜店が並ぶ。去年は奥さんと近くまで行ったが、今年はずっと橋本ドクターの親父さんの知り合いたちと飲んでいた。そのなかで、いかに伊勢音頭が伊勢以外の地域に影響力をもっているのかを聞いて驚愕・・・興味深く拝聴した。

親父さんたちはバスで広島市内からやって来た。20人ほどだ。皆がドクターの祖父から笛を学んだ生徒さんだとかで、ドクターの小さいころから知っている。ゆえにドクターの子どもの頃の話なども聞けて楽しかった。

去年は越知（４期生・旭洋）が彼女を連れて急きょ参戦。それまでの二人の距離があれで近くなったようで、近々目出度い話が聞けそうだ。

出席者の子供たちの世話をよくしてくれたとの労いもあり、俺と奥さんだけでなく娘たちもドクター行きつけの飲み屋『ナポレオン』で二次会。これでいちびって真っ青になったのは・・・れい（18期生・三重大学教育学部３年）でした。

Vサインしとるほうですな。

 

・・・ここまでは昨夜に書いたぶんで、ユタカの親父さんが来られて『大将』に飲みに行き、龍神も呼んで内定の祝いをして、さらに『りむじん』へと・・・

今度は俺がれいのような目に合うわけで・・・やっと今しがた復活。