明日は突発性マージャン大会です・・・すんません

明日の午後６時開始のマージャン大会への胎動を嗅ぎ取ったのか、甚ちゃん（某県職員）が姿を見せる。さっきまで絵梨香（18期生・立命館大学情報理工３年）が教えていた喬之、絵梨香がいなくなると弛緩する雰囲気を見てとったか、喬之に連立方程式を教え始める。このあたりの目利きはさすが・・・某県職員になる以前は中堅塾の最年少教室長を務めた過去を持つ。

里恵（７期生）がやって来て俺にたこ焼きを差し出す・・・ありがたい、今日は何も食べていない。

 

明日のマージャン大会の参加予定者を挙げてみる・・・年寄順やね。

４期生　　征希（カイロプラクティク自営）・臼井こと師匠（臼井自動車）

６期生　　谷（ユニバーサル造船）・・・って予定稿に書いてあるけど来れるんかいな？

10期生　　亮太（引っ越ししたばかりの光近代塗装専務）

12期生　　古西（JT）

13期生　　祐臣（競艇選手近いうちにA１復帰）

17期生　　祥（9月30日の発表を一日千秋で待つ教職受験生）・龍神（内定が出た慶応大学法学部４年、いよ！一人歌舞伎）

20期生　　瞭（名古屋大学工学部機械航空の今年もなぜか２年）

21期生　　諒（三重大学工学部物理工２年）

ここに大西君（研究者）が授業終了次第参加するとか・・・。

あとは13期生のアキちゃん（KYORAKU 開発本部）と仁志（ミズノ）が仕事が終われば来るとかいう噂。その逆が隆哉（13期生・ホンダ）で、翌日が午前６時から始まる早番、最初のほうだけ参加か？　そして来たくとも来れない面々としては、森下（８期生・立命館大学院先端文化生命）に宏樹（10期生・某市民病院薬剤師）や村瀬（13期オービック）や自動車学校 in 石巻の祐（20期生明治大学法学部３年）など多々。そうそう、田丸ドクター（大学病院）やドクター高橋（松阪中央病院）も地団太踏んでるやろな。

とりあえずは予想・・・

本命は古西（マージャン専用卓を貰った弱みもあってね）、そして対抗が瞭、大穴は祐臣ということに・・・。じゃあ、征希は？という声が聞こえてきそうだが、祥や龍神や諒のあまりの捨て牌の遅さに業を煮やして自滅・・・というのが俺の読みね。

さあて今から牌を拭かなくっちゃね。

 

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皆の者、絵梨香さまの登場である

久しぶりに風呂場に入ったのはいいが、風呂には入らずに少しばかり掃除をしてみる。しかしなかがら洗剤がどこにあるのかも分からずシャンプーで鏡を洗ったりする。鏡にルージュでのメッセージはない・・・少しだけ安心。それにしても風呂の垢って落ちやんもんやねえ・・・。

朝は中３を除けば女の子たちばかりだった。そして帳の下りた今、男の子ばっかやん・・・なんや久しぶりの光景、少しばかり居心地がいい自分がいる。

その中の最高齢・・・というか、年長さんが文哉（久居高校１年）・・・少しばかり話す。典型的な理系なんだろうが、英語に難がある。高校に入って気分一新で英語をしてくれればと願ってはいたが、夏休みに入り高校の授業とは別で日栄社の『毎年出る英文法』をさせている。とりあえずは時制と助動詞あたりだ。

できれば高校入試の借りを返したい。俺は俺でそう思うわけだが、肝心の本人がどう思っているのか・・・なかなか自分の意見を外に出そうとしない文哉の顔を眺めながら、震災以後の日本の製造業がどのように変わっていくかという私見を述べている。

そんな男の子たちだけの教室に颯爽と現れる絵梨香（18期生・立命館大学情報理工３年）・・・ダンスの練習で休みのさつき（21期生・名城大学人間学科２年）の代打ちである

威勢のいい声が響く・・・「一次方程式が解けんのか！」　さっそく血祭りにあがったのは中２の喬之である

かまって欲しいシンドローム？　罵倒されたわりには喬之の顔は笑っている。それに対していつもいたぶられている光亮はというと・・・これ以上ないほどに身体を縮め、風景のひとつになろうと徹している。

 

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暑苦しい塾・・・かもしれないが

小６の女の子が一次関数を解いている。小学校入学あたりから公文式を始める家庭は多い。それなりにこなす子は小６で中学範囲を終わり高校範囲へと進んでいる子も多い。この子もそんなタイプ・・・。ところがたすき掛け因数分解ができようとも関数ができない子が多い。関数に関してはどのようなカリキュラムで進んでいるかが今いちピンとこないのだ。

全国にある公文式が全く同じカリキュラムで進んでいると思っていた俺だったが、こと関数に関しては生徒により温度差・・・理解度に差がありすぎる。そこそこできる生徒もいる反面、座標平面を全く知らない子もいる。

この小６の女の子は座標平面の説明から入り、比例、さらに一次関数へと進めた。察しはいい・・・ただ、新しい知識を習得したときの感動が読めないだけだ。一次関数の決定が分かったようなので、２直線の交点から面積を求める問題を教える。図形がからむと途端に身体が萎むように感じる。

不安そうな背中の小６のお嬢にピンチヒッター・・・中３の和沙に教えさせる。和沙が夏休みに入る前までは苦手だったエリア・・・いい復習になる。ところが和沙に暗雲が立ち込めたか、光亮（こうすけ）や大貴まで集まってきた。はた目には中３が３人がかりで小学生の女の子を教えている構図・・・嫌いではないし、こんな光景を塾を始めた頃は思い描いていたのだ。

ところが、先輩から教えてもらうという行為を疎ましいと感じる生徒が増えてきている・・・ここ最近そう感じるようになった。大きな家族のような塾をやりたい・・・一人っ子だったがゆえに人間関係に人並みに苦労した。そんな過去から滲み出たウチの塾の大きな側面。生徒間での多少の摩擦は覚悟しながらも、それを飲み込み、できれば糧としながらも「約束の地」を目指す・・・そんな塾を常に標ぼうしてきた。ここにさらに劇場型入試というファクターが加わった。それまでの先輩や後輩の期待だけでなく、背中に背負うものは不特定多数の観客をも巻き込んでいく。できれば、ウチの生徒ならばそれを快感だと感じる生徒でいてほしい。しかし、時代の推移とともに、そんなノルスタジアでアグレッシブな性向がトラッシュボックスに捨てられるようになったら・・・その時こそ、俺は塾をたたむ気でいる。

果たしてこのお嬢、中３から囲まれながら説明に耳を傾けている小６は、どんな気分で聞いているのだろう。

 

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隆哉の今

AKBがいっぱい・・・だそうだ。名古屋のセンチュリーホールでのコンサート。１回目開演は午後２時45分、２回目が５時４５分・・・古西（12期生・JT）はどっちを観る？　これで塾への到着時間が変わってくる。といってもマージャン大会は明日だが・・・。

朝にマージャンが終わってももう１回したそうだった弟の祥（17期生）、今日は桑名のほうの高校へサッカーを教えに行く。睡眠時間は２時間少し・・頑張ってくれ。

龍神（17期生・慶応大学法学部４年）はロシア帰りの彼女とデート・・・らしい。こっちの睡眠時間も少ないはず・・・大変である。

隆哉（13期生・ホンダ）はあの時間からマージャンを打ちに行くと言ってた・・・松阪やろな。少し前まで勤めていた運送会社は辞めた。午前５時に北勢地区にある事務所まで行く毎日。仕事が終わるのは夕刻、しかし23号の渋滞を避け渋滞が終わってから戻る。家に帰るとすぐさま就寝・・・そんな毎日に見合うだけの給与が出ればともかく、出奔した専務代わりに仕事をこなしてる割には年齢相応の額でしかなかった。今は午前６時から午後３時までの早番と午後３時から午後12時までの遅番が週替わり、きつくないことはないがそれに見合う報酬や休みがある。ほとんど休みがなく、俺のブログを一日に何回も更新しながら塾内の動きを想像していただけの頃とは違う。今はバリバリのプレーヤーだ。

隆哉は午前４時に姿を見せた。遅番の仕事を午後12時に終えて寮に戻る。テレビを見ながら俺のブログを覗くと今夜も飽きもせずマージャンをやっている。先生もそろそろ死ぬな・・・苦笑しつつ思う。龍神にメールを打つと負けていると返信・・・仕方がないなと立ち上がり車へ。深夜の23号を疾走、塾の階段をドタドタ上がりドアを開ける。俺の顔を見るとひと言・・・「今日の中３の試験の結果、どうでした？」

そう、ブログ越しに塾の匂いを嗅いでいただけの頃・・・ずっとずっと観客だった頃とは違う・・・今じゃスタメン。

 

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調練が続く

あと一人・・・松阪サーキットから塾に戻ると諒（21期生・三重大学工学部物理工２年）がおるがな。さっそく始まる祥（17期生）の調練。

そして半荘３回目のオーラスに隆哉（13期生・ホンダ）登場。

隆哉はさっそく龍神（17期生・慶応大学法学部４年）の後ろについて指導に徹する。

今夜は祥の爆発力は鎮火、その間隙を縫うように諒がトップを２回、あと１回は俺ね・・・。

 

時刻的には今夜、マージャン専用卓を塾に寄贈した古西（12期生・JT）来々！

そして明日は季節外れのマージャン大会である。

 

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