ご記憶されている方も多いと思います。
2000年3月28日から2005年12月28日まで放映されていたNHKの番組に「プロジェクトX ~挑戦者たち~」がありました。
番組内容は、主として終戦直後から高度経済成長期までの、産業・文化等の様々な分野において、製品開発プロジェクトなどが直面した難問をどのように克服し、成功に至ったかを紹介するドキュメントで、身近な自動車や家電を初め当時の日本経済を牽引した重厚長大産業、地図に残る公共事業(ハコモノ、橋梁)などが多く紹介されました。
放映当初は、NHKが題材となる企業・団体や従業員・商品名を実名で取り上げるという前例の無い演出スタイルが話題となり、瞬く間に高視聴率を記録し、人気番組の1つになりました。
また、ドキュメンタリー番組の意表を突いた田口トモロヲの独特の語りや、中島みゆきのオープニング主題歌「地上の星」も話題となりました。
現役時代に同業者との会合があった時、この歌を歌って閉会になると云う事もしばしばあって、当時は年配者の間でもよく歌われた曲でした。
その人気番組が終了して早や10年になります。
今日は当時を思い出して、オープニングの主題歌「地上の星」とエンディングのテーマ曲「ヘッドライト・テールライト」をお聴きいただきたいと思います。
・オープニング曲「地上の星」 中島みゆき
・エンディング曲「ヘッドライト・テールライト」 中島みゆき