らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

シルバーウィーク

2015-09-19 | 時事

今日からシルバーウィークが始まりますが、シルバーウィークと言う言葉をご存知でしたか?
シルバーウィークとは、秋の大型連休のことで、5月の大型連休の「ゴールデンウイーク」に対してこのように呼ばれています。
毎年連休があると言う訳ではないので、その希少性から「プラチナウィーク(白金週間)」とも呼ばれることがあるようです。

「ゴールデンウィークとシルバーウィーク」
「ゴールデンウィーク」や「シルバーウィーク」の名称は古く、昭和26年に映画会社によって命名されました。
昭和26年といえば、前年から始まった「朝鮮動乱」により、日本は「朝鮮特需」景気に沸いた年です。
この年の4月29日から5月5日までの映画会社・大映の売り上げは、正月映画やお盆映画並みに興行成績が良かった期間だったそうです。
そこで、大映では1951年(昭和26年)にこの期間を「ゴールデンウィーク」と名付けました。
その後、この名称は次第に他の業界にも広まって定着していったようです。
大映は続いて11月の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と名付けましたが、こちらは定着しなかったということです。

9月の連休が「シルバーウィーク」の由来
このように「シルバーウィーク」の名称は戦後間もない頃に既に存在していましたが、9月の連休を「シルバーウィーク」と呼ぶようになったのは平成21年(2009年)からです。
これは、一部の国民の祝日を月曜日に移動させ、3連休を増やそうとする、所謂ハッピーマンデー制度によるものです。
以前は9月15日に固定されていた「敬老の日」が9月の第3月曜日の21日に移動し、23日の秋分の日に挟まれた22日が「国民の休日」となって4連休となり、更に19日の土曜日を含めると5連休となって秋の大型連休が誕生したと言う訳です。

シルバーウィークの名称は平成20年(2008年)11月に、「9月の連休を命名すれば?」というアンケートを行ったところ、1位となったのが「シルバーウィーク」だったことの他に、5月の「ゴールデンウィーク」の「金」に対する「銀」が「シルバー」であること、この期間には「敬老の日」が含まれているため、高齢者を象徴する和製英語の「シルバー」という意味も含まれていることなどによるそうです。
この名称は、このアンケートの結果を受けて、国内外ツアーを企画する旅行代理店などが「シルバーウィーク」の言葉を使い始めて一気に定着し、使われるようになったということです。

最初のシルバーウイークは2009年でした。
今年が2回目で、今日、明日の土日に続いて21日(月)が「敬老の日」、22日(火)が「国民の休日」、23日(水)が「秋分の日」という並びの5連休となります。
なお、現行の祝日法の規定が変わらないと仮定した場合に、2099年まのシルバーウィークは下記の各年が予測されています。
 ・9月19日~23日のパターン・・・2026年、2037年、2043年、2054年、2071年、2099年
 ・9月18日~22日のパターン・・・2032年、2049年、2060年、2077年、2088年、2094年