昨日、畑に行って驚きました。
梨やブドウ、リンゴなどの袋が破られて落ちているではありませんか。
先に来ていた菜園仲間のNさんがナス、胡瓜、トマトをカラスにやられたと言っていたので、私も防鳥網をしていない果樹のところに行って見たところ、案の定、食い散らされていたという次第です。
今月2日には、暴風雨による農作物の被害を取り上げたところですが、昨日の被害はそれをはるかに上回るショッキングなものでした。
最近、近くの丘の木の上で、カラスの大群をよく見かけていましたが、まさかその大群が襲って来ようとは思いもしませんでした。
家庭菜園を十数年していますが、カラスによるこのような被害は初めてのことです。
昭和33年(1958年)に小林旭が歌ってヒットした「ダイナマイトが150トン」という歌の歌詞に“カラスの野郎どいていな トンビの間抜けめ気をつけろ・・・”がありましたが、まさにその歌詞通り、“カラスの野郎”と言いたいくらいの心境です。
腹立たしいですね。
・これが袋ごと食い散らされた梨(手前が二十世紀、奥が豊水)です。
被害の中でも特に梨の被害が甚大で、二十世紀は全滅、豊水も大半は食い散らされて残ったのは僅か5~6個でした。
・1個も残っていない二十世紀の木です。
・こちらは僅かに残っている豊水です。
他にも巨峰が2袋食い散らされており、リンゴは少しは残りましたが、大半が被害に遭っていました。
・巨峰も2袋落とされていました。
野菜もトマトやキュウリが被害に遭っていました。
・胡瓜もこの通りです。
取り敢えず残った果樹を守るため、応急処置として網を張りました。
・僅かに残ったリンゴ(左から王林、ふじ、スターキング)の木に防虫網を張りました。
・豊水にも防烏網を張りました。
カラスは上部から網の中には入って来ないので、木の周りだけ張っておけば大丈夫と思います。
当地では、近年、カラスが異常に大量発生しているような気がします。
カラスの異常な行動は地震の前兆現象の一つとか言われていますが、何も起こらなければいいのですが・・・。
・巨峰も慌てて網を下ろしたところです。