家庭菜園における冬の作業の一つに「寒起こし」があります。
今日はこの「寒起こし」についてご紹介します。
「寒起こし」とは、厳冬期に畑の土を掘り起こす作業で、昔から農家で行われていた農作業です。
「目的」
・この作業によって、掘り起こされた土の塊は寒さのため凍ったり解けたりして、細かく隙間の多い柔らかい土になります。
・また、土中で越冬する害虫や病原菌が寒さで死滅しますので、殺虫殺菌効果もあると言われています。
・掘り返すことによって、冬雑草の繁茂を抑える効果もあります。
(早く掘り起こした畝です。土が砕け始めています)
「方法」
・収穫が終了した畝をスコップで30㎝~40㎝位の深さに掘り返します。
・春野菜の植え付けまでには、改めて耕運機で耕して畝を作ります。
(こちらは掘り返した直後の状態です)