らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「鳴門沢菊」の花

2009-01-21 | 
先日、散歩をしていた時に見つけた花をご紹介します。
住宅の造成地の斜面に、黄色の小菊のような花がたくさん咲いていました。調べてみると「鳴門沢菊」でした。
この花はマダガスカルと南アフリカが原産地で、今では北アメリカやオセアニアにも広がり、わが国でも、1976年に徳島県鳴門市で初めて見つかった帰化植物だそうです。
現在では、関西以西から九州までに広がり、埋立地や空き地などに群生します。
繁殖力が強いこととアルカロイドを含むため家畜に有毒で、特定外来生物に指定されています。



「鳴門沢菊」の名前は、徳島県鳴門市で初めて見つかったことに由来していますが、なぜか別名を「コウベギク(神戸菊」)と言います。
キク科キオン属の一年草または多年草で、草丈は50cm前後、舌状花(花弁)は通常13枚、花径は2~2.5cmと小さな花です。
花期は春から秋ですが、暖かい場所だと冬でも咲きます。ここ大阪南部の泉州地方では造成地の斜面などにたくさん見かけます。
花の少ない冬に、このように群生していると存在感があります。




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