母にスマホを その１

妹が母のガラケーをスマホに替えようという。

通話もメールも全くやってなく、
非常用電話といっても
電池切れも多い。

または、充電していて
回収を忘れてたり。

家庭内で私を呼ぶときに
使うくらい。



そんな高いものを
買わなくてもと思う。



「私みてくる」と妹。

「まかせた」と私。

と送り出したことは認めよう。





それは先週も月曜日のこと。

昼休みにスマホをみたら
着信履歴と留守電が。

知らないお店で
また電話するとのこと。

なんことやらと思う。


あとで、ＬＩＮＥをみたら
妹から、携帯ショップ
（正確には大型家電店内の出店〉
から電話があるとか。

それも私のOKで
機種変更ができるとか。



急なことで納得がいかない。

ネットではもっと安く変えると
聞いているのに。

話をきいてくるが
なぜ、購入に発展するのか。



しばらくすると
携帯ショップから電話あり。

意外と高いことを言う。

「OSをセブンにした場合と、
　解約して新規で契約した場合も
　算出していただけませんか？

　回答は妹へ」



そして慌てて昼食を食べる。

食べるスタートがアクシデントで遅れ、
電話対応したのでなおさら時間が
なくなったのだ。

数回、妹からの電話があったが
出ている暇はない。




仕事を終えて透析へ。

かなりあわてていったので、
着信履歴等を見る余裕もなく。。



透析終えて履歴をみたら
LINEに２０通もメッセージが着ていた。

未読のまま帰宅。


読んでみるが、
透析後の頭で
分析する余裕はない。



すると妹からLINE電話が。

「私に任せたっていったのに
　どういうこと？」
とかなりきり声で言ってくる。

その声でブチっと切れる私。

音声ボリュームと
音程を低くしろよ。。。。

「『見てくる』に対して
　『任せた』であって
　買ってきてとは言ってない。

　透析後で頭が回らない。
　明日じっくり見るから
　明日にして」

と電話を切る。

すると再び電話がかかってきて
「急ぐ」
という。

「しつこいな。
　今は判断できないといっているでしょ」

と電話を切る。


また電話。
「安い料金プランが使える期間が
　限られている。」という。

「今は判断できないっていっているでしょう。
　期限が切れたらそれまで。
　買い替えるのを止めたらいいだけ」

といって電話を切る。
　


また電話。
スルーすると今度は固定電話を鳴らしてくる。

「しつこいな。
　今は無理って言っているでしょう」

と電話を切る。


また電話。固定電話。

「しつこい」

と電話を切る。



また電話。

「しつこいな」

「明日の何時ならいいの？」

「２０時以降だね」

「わかった。２０時に行くから」

今度は妹から自分で電話を切った。



なのに再び電話。

「なんなの」

「いつまでに契約すれば
　安いプランになるか知っている？」

「お金を払うのは私。
　高くなってもあなたには関係ない。」

今度はこちらから電話を切った。



しかし、この日は
イライラして寝ることができなかった。





十分長くなったから続く。。。