ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

ボタンホール

2013-11-14 23:37:05 | 身体のこと
ボタンホール。

同じところをいつも穿刺する。
針はふつうの針とは違う。
痛みもなく止血も早くできるといわれる。

これが登場したころ
自己穿刺が前提だった。
同じ角度でさすことは、同一人物しかできない。
スタッフは休み等があっていつも同じ人がさせない。
穴がずれるとホールが潰れてしまうといわれていた。


近年、だれでもさせるようになった。
(道ができるまで同じスタッフがさし続けるのかは知らない)


よって、刺すところが限られている人、
痛みに強い人に積極的にボタンホールを勧めているとか。

もっとも施設によって状況はちがうと思う。



その施設の違いで
「●●クリニックでは透析導入と伴に、
上腕にボタンホールを作るんだって。
だから、シャント肢がぼこぼこにならないから
半そでの服も着れるんだって」
とか


時代は変わった。
昔はいつシャントがつまるかわからないからと
できるだけ手首に近いところにシャントを作った。
詰まったからとどんどん吻合部が肩に近づいていった。
また、シャントが詰まってしまって
利き手にシャントを作ることも良くあった。

今は人工血管がよくなり、
利き手側にシャントを作ることはなくなった。

私の時は、シャントが発達するようにと
シャント手術の時に血管を膨らませた。
ボールをにぎにぎもした。

シャントが発達しなくても
血流が採れる時代が来たようだ。


時代は変わったね。とつくづく思った。



といいつつも施設の方針がありますので
見解がちがう施設もあると思います。
上腕のボタンホールについては評価が分かれるかもしれません。
ご注意を。
コメント
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