ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

続:そんなこともできないの

2010-11-13 23:56:01 | 仕事のこと
仕事で外部審査があった。

審査前、ボスと相談の上、
D君は書記としてつかうことにした。
そうしないと、
審査員の質問に対して
審査員に変な質問をしたり
変な表情をしたりと
審査員が不審不感に思うといけないと
思って。。。

だから、D君を審査員席から
死角になるところに座らせた。
D君が官庁に届けた資料も
審査員から指示されたら
私が差し出すことにした。

そうやって審査を乗り切った。

その審査議事録はQ&A形式で
報告することになっている。
審査員の質問傾向と
どういう経緯で指摘が出たかを
明確にして
今後の審査の参考にするためだ。

その議事録が出てくるまで
なんと2週間もかかり。。
その内容も。。。。。
質問と答えがかみ合っていないし
答えも現実にありえないことを
書いてあって、
審査員のコメントもいっていないことを
書いてあったり、
その前のやりとりにないことが
書いてあって。



システムにおいて文書管理というと
管理職の承認の上発行し、
原紙は発行日、旧版の回収日を台帳に記載する。
原紙をコピーするときは
管理職の承認のうえコピーをし、
それを誰にいつ発行したか
また旧版をいつ回収したかを
台帳に書くことを示す。

なのに、個人の宣言書を
「文書管理してください」
と審査員がいうはずないのに
そういったと書いてあったのだ。
宣言書は文書ではないし、
人数分の発行台帳管理はできない。

なのに。。。

そんなのがぞろぞろで
私は思わず添削して
ボスに相談する。

ボスはその添削したものをみて
絶句。。。。
会話を文字にすることも
できないなんて想定していなかったのだ。

「どうします?直させますか?」
と打診する。
ボスは
「説明するにも時間がかかるし
 理解するとは思えない。
 書き直しをやってくれるか?」
といった。
一応、D君の議事録はボツで
私が書くことになったことを
ボスがD君に伝えた。

すると
「僕はまちがえていません。
審査員がいったとおりに書いています」

というのだ。

ボスが説明する。
とくに審査員が指摘候補については
審査の中、
審査員とボスがながながとやりとりしているが、
その部分が欠落して
結論も違っている。
この結論は最後のまとめでも出ているのに
それも違うことを説明した。

それでも
「僕はまちがえていない。
 ありのままを書いている」と
いうのだった。

その後、思いだしように
「ら族さんはなんで僕の間違いを探すの」
と怒りだす。
「間違い探しをしようとはしていない。
 現実と違うから直している。
 私が添削したけれど
 ボスが添削しても同じ結果になった」
と説明しても
「そんなことはない」と1点張り。
すぐにボスが入ってきてなだめたら、
「このシステムは難しすぎる。
 そのままを書いても却下されるなんて。
 だからみんな難しいというんだ」
といいだす。
これにはボスも切れて
「だれがそういったんだ。
 難しいと言っている人はいない」
と問いただす。
そこで名前をいったので
その人に確認するといったら
「立ち話だからやめて」という。
みんなについても説明を求めたら
「立ち話だからやめてという」

難しいといったら自分のレベルを
下げるだけなのに。。。


その後も思い出したように
「ら族さんがごちゃごちゃいう」
と大声で叫ぶ。
「私がいついった?」と問いただし
ボスも
「君が理解できないから
 ら族さんに変わってやってもらっているんだそ」
とその都度たしなめた。

アスペルガーって。。。
教科書まる覚えする能力はあっても
会話を書きとめること
会話と答えのつじつまがあっているかを
検証することもできないなんて。。。

入社試験をこんなのがくぐりぬけて
学歴だけで出世していくなんて。。。
ホント、迷惑料が欲しいわ。。。。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする