計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

日本気象予報士会の会報「てんきすと」(第108号)に記事掲載

2017年09月23日 | 山形県の局地気象
 (一社)日本気象予報士会の会報「てんきすと」9月号(第108号)が届きました。私のこれまでの山形県に関する研究成果が見開き2ページに渡って掲載されています。

 私が気象予報士になって、約20年になります。それはそのまま、山形県の冬の気象の問題に取り組んでからの月日にも重なります。記事の中では、三次元熱流体数値モデルニューロ・モデルによる取組みを紹介し、その解析結果を基に「山形県内の冬の気象特性」を浮かび上がらせています。

 今回、限られた紙面の中では、重要な概念を「図」で伝えたい、という思いがありました。従って「図は多く、文章は少なく」を心掛け、「数式」も一切排除しました、また、説明が足りない部分は「参考文献」の紹介という形を取りました。

 改めて記事を読んでみると、これまでの試行錯誤の日々が走馬灯の様に思い出されてきます。


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