計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

謹賀新年

2011年01月01日 | 何気ない?日常
 新年明けましておめでとうございます。

 この正月も私はフツーに仕事してます。そのせいか、紅白歌合戦を見ても、なかなか「年越し」の実感がありません。フツーのひと月が終わって次の月に代わるのと何ら変わりません。仕事しながらブログも書くし、数値シミュレーションの計算プログラムも走ってるし、もちろん年越し寒波の影響も注視しています。局地気象については、過去の観測結果とそれまでのシミュレーション結果を基に仮説を立て、さらに新しい条件を設定してシミュレーションを行うと・・・また思いもよらなかった発見があり、さらに仮説を修正する・・・そんな事の繰り返しです。

 そして、13日には大学院(機械系)の教壇に立つので、その講義の準備に追われているのです・・・もう、2週間無いんです(爆)!!旧年中は学術研究はあまり進んでいなかったので、今頃になって慌てているのです・・・。学生の皆さん、私のようにならないためにも、宿題は計画的に進めましょう!(←いかにも塾の講師らしいコメント)。かつては山形県の冬の気象が研究のメインテーマでしたが、今ではお隣、新潟県の冬の気象に強い関心を持っています。

 大雪と寒いのは正直言って「大嫌い」ですが、それらをもたらす局地気象の「力学的メカニズム」には非常に興味があります。やはり雪国に生まれ、これまでの人生の大半を雪国で過ごした気象予報士としての宿命なのかもしれません。例え降雪を人為的に制御することは不可能だとしても、せめて的確に予測できるようなノウハウを実現したい・・・。かつても今も、その想いは変わりません。

 2010年は社会を見回してみると、確かに明るい話題もありましたが、ネガティブな話題の方が多かったような気がします。これでもか、というほどネガティブな話題やら出来事が続くと、本当に日本全体がモヤモヤというか、ネガティブな空気に満ちているかのような感じにさえ思えてきます。

 しかし、うつむいていても何も始まらないし、進みません!しっかりと前を見据えて、一歩一歩、着実に歩んでいくしかない・・・私はそう思います。今年は私も着実に、かつ徹底的に「爆走」していきたいと思います。今までは準備の年、これからは快進撃の年!!

 今年は日本が、そして世界が明るく面白い、そしてエキサイティングな年となりますよう・・・。


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コメント
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