計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

本格的な夏、スタート!

2010年07月19日 | 何気ない?日常
 いよいよ、本格的に暑くなってきました。

 塾では勿論、夏期講習の季節です。受験を控えた生徒さん達も頑張って勉強しています。私は、頑張っている生徒さん達に向かって、士気を鼓舞しながら、さらに高みを目指して頑張ることを強要しなければならない立場です。そうしないと志望校に合格できない・・・という現実があるからです。

 しかし、頭ごなしに「もっとやれ!」と叱咤激励で、一方的に上から勉強を押し付けたとしても、それは全く効果はありません。まさに逆効果です。むしろ、生徒さん一人一人のペースに合わせて、まずは「あるがまま」を受け止めて、そこから少しでも自発的に勉強に向かえるように誘導するのが個別指導の講師の役割です。同じ勉強量をこなさせるにしても、誘導の仕方一つで「やる気」も変わってくると思います。塾の講師というのは勿論「先生(教育者)」という立場でもありますが、同時に「サービス業(接客業)」でもあります。従って、一方的に「勉強の知識を教え込む」と言うよりも、彼らの勉強の良き「伴走者」であり、良き「案内人」と言った方が良いかも知れません。

 その一方で、本業の事務所の方はと言うと・・・一応、8月下旬にリニューアル始動の予定なのですが、これまでにこの日程が、何度も何度も遅延を繰り返しているのです(これこそがブログ&メールマガジンのトピックが書けない真の理由なのです)。その分、塾の夏期講習のお手伝いに入ることが出来るわけですが・・・(何という、絶妙なバランスと言うべきか)。

 ちなみに、8月下旬から9月上旬にかけては、短期の創業セミナーも受講予定です。これまでマーケティングリサーチや事業計画の企画・立案等も代表と一緒に「手探り」で行ったりもしましたが、その時から、事業運営に関する知識をちゃんと学びたい、と思っていました。今度の創業セミナーでは、どのような志を持った猛者達に出会えるか、今から楽しみです。英会話の講座でもそうですが、目標に向かって頑張っている方々との交流は楽しいものですし、自分も頑張らないと!というポジティブな刺激を受けることが出来ます。そもそも、学びと発展を忘れた人間に、良いパフォーマンスを出す事は不可能です。ましてや、何も努力しない人間が、一生懸命に努力している人間に対して偉そうに説教を垂れる資格はありません。

 さて、菅首相は所信表明演説で「(世襲ではない)普通の人間でも、志を持って努力すれば、政治に参加する事ができるようになる」と言われました。選挙期間中のCMや遊説でも語られた、「普通の人間でも、志を持って努力すれば、○○できるようになる」、つまり「一生懸命頑張った人が報われる」、そんな社会の実現を期待したいものです。努力を重ねてきた真に優秀な人材が存分に活躍できる社会、それがひいては我が国の発展にもつながるのではないかと考えます。

 そのためには、もちろん私も、常に目標に向かって走り続けなければなりません。そして、いつの日にか「志を持って努力すれば、いつかその想いを実現できる時が来る」というメッセージを後世に伝えられるようになりたいですね。


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