計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

もう3月なんですね・・・

2008年03月02日 | 何気ない?日常
 気がついたら3月。そろそろ忌々しい冬型の気圧配置を見る機会も減ってきそう・・・かな?

 3月になるといよいよ入試の合格発表、卒業式、そして人事異動の季節。それは新たなる旅立ちを意味します。この時期は様々な人間ドラマが繰り広げられるのでしょう・・・とまあ、他人事のように書いていますが、何か新しい事が始りそうなこの時期の雰囲気がなんとなく好きです。

 冬を忍べば春がまたやってくる。当たり前のような現象ではありますが、何も季節だけの話ではありません。どんなに辛い事も永遠には続かないし、どんなに良い事も永遠には続かないのです。これまで30年少々生きてきて感じるのは、自分に出来るのはただ如何なる時も人事を尽くして天命を待つのみ、と言う事。

 そして、人事を尽くすための羅針盤となるのが、自分の夢や理想・信念・思想でしょう。しかしその夢や理想が叶わぬ事は往々にしてあります。いや叶わぬ事の方が、むしろ多いのかも知れませんね。そこで諦めるにせよ、堅持するにせよ、「自分で」決めた決断こそがやはり尊いのだろうと思います。

 4月からは新しい年度が明けます。受験でも、就職でも、その他諸々の事でも、希望通りに進んだ方もいれば、そうでない方もきっといると思います。しかし、希望が破れたからといって、自分の人生が終わったと絶望する必要はない、私はそう思います。確かに、嘆きたくなる気持ちは分かります。私もこれまで何度もそんな局面を経験していますので・・・(その内容は「知る人ぞ知る」世界ですが)。

 現実問題として、過ぎた事はどうする事もできないし、過去を変える事は出来ない。しかし未来に挑む事は出来るのです。そのための戦略をしっかり立てていこうではありませんか。

「過去を悔やむな、未来を憂うな、今この時を生きよう」

 今、静かにそう考えています。今を生きる事は「今さえ好ければ良い」と言うものではなく、未来に挑むためにも、今この時を大切にすると言う事。未来を見据えつつ、今日をどう生きるか・・・これは私が日頃意識している事です。
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