退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「老人の怒りは絶えないことと若者たちへの『挑発』あるいは『シリーズ映画』の展開としてよく出来たシナリオ」について

2024-07-12 02:22:26 | Weblog
くもり。持って出た傘は無駄になる。

鎌田慧「叛逆老人 怒りのコラム222」を読む。

著者はもう86になる模様。
昔読んだ「自動車絶望工場」などを思い出し。

安倍、菅、岸田あるいは小池百合子。
いずれも「ウソをついて平然としていられる輩」。

この種の人間が「トップ」である間は「怒り」は収まらないだろう。
少なくとも「普通の感覚の持ち主」であれば。

なぜわれわれはこんなにダメな人物を「リーダー」に選んでしまうのか。
そのことを是非若者たちに考えてもらいたい。

称賛すべきなのは各分野で「優れた能力を持つ者たち」のはずなのに。
その「ダメさ」に「親近感」を覚えるとは何事か。

そこに「自分」を見るから?
悪いがそんな「自分」は「地道な努力」で少しでもマシになろうとしているのか。

多寡の知れた判断能力で「自分」を貶めていやしないか。
現在を知った上で未来に向かって努力すること。

その「当然」が出来なければ「成長」するはずもなく。
今後のすべては君たち次第なのだが如何。

敢えて言っておくと。
多少削られたくらいで死ぬ「個性」とやらは死んで結構。

そもそも「個性」とは通常は「身体」くらい。
せめて「魅力的なキャラ」でいられるくらいの「力」を持ちたいもの。

山本芳久「日本統一9」(’15)を観る。

健太、宮崎貴久が「狂言回し」。
「家系ゆえの負い目」は自らの実力を信じさせるに至らず。

若宮、川原英之の迫力よ。
昔で言うなら「小松方正タイプ」で初期大島渚作品に出ていてもおかしくないくらい。

花田、飛野悟志の「イヤらしさ」と大沢、松田優の「好対照ぶり」も。
小沢仁志が妻アケミ、宮内知美に感謝するのも忘れずに。

金澤、両國宏の「在日朝鮮人ゆえの哀しみ」も同様。
せっかくヤクザをやめる気になったというのに。

「仮面ライダーV3」が懐かしい玄誠会会長、宮内洋はこんなふうになったのね。
カナエ、川村りかが本宮泰風に「ちょっかい」をかけたりもして。

「シリーズもの」の新たな展開としては実に「豊か」。
このシナリオはよく出来ている。
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