退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「絵を観るのはやはり楽しいことと大人たちが子どもたちに『犠牲』を強いる映画」について

2024-08-06 03:13:14 | Weblog
晴れ。仕事場の駅で久方ぶりの雨宿り。

原田マハ・ヤマザキマリ「妄想美術館」を見て読む。

ダヴィンチの「モナ・リザ」に始まり。
ルソーの「幸福な四重奏」まで。

知らなった絵と美術館を教えてもらいありがたい限り。
後者に関してはおそらく行けないだろうと思いつつ。

そういう場所があると知ることが出来ただけでうれしい。
いろいろな絵があってそれらを観られるのも楽しく。

本書に載っている絵ではゴッホの「星月夜」が印象的。
この青はどこかシャガールを思わせて。

瀬々敬久「ストレイヤーズ・クロニクル」(’15)を観る。

若手有望俳優たちのオンパレード。
9年前の作品なので余計にその感が強い。

岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、高月彩良、清水尋也、
黒島結菜、本郷奏多、忍成修吾、青木崇高、渡辺大に岸井ゆきの。

彼ら彼女らを支えるのは伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補、団時朗。
ゲスの極み乙女「ロマンスがありあまる」が主題歌で。

「大人たちの実験」によって生まれた子どもたちは特殊能力を持つものの。
「寿命」が限定された存在で。

忍成修吾が「全原発の即時廃炉」を訴えたりもする。
もっとも彼はナイーブ過ぎて。

高月彩良と豊原功補の関係がなかなか。
キスで相手を殺せる前者は後者に「守ってもらった」過去があり。

「生殖機能」を奪われた「アゲハ一派」は唯一それを持つ黒島結菜に「希望」を託す。
岡田将生の一派も「同じアゲハ」を見ていたのを覚えておこう。

伊原剛志の妻のエピソードは「現在の人々の孤独」を露わにしたかった模様。
あれこれ思うところはあるがこの監督にしては微妙な作品。
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