晴れ。39度だとか。
岩田健太郎「ワクチンを学び直す」を読む。
さまざまな情報が本書にはあるけれど。
一番肝心なのは「厚労省という組織のダメさ」かも。
要は「世界と向き合っていない」ということに尽きる。
最新の研究成果にも触れぬまま。
「内輪の事情」で意味不明なシステムを作り出し。
いたずらに国民の健康を危険に晒し。
もっともそれをそのままにしているのは政治家の不勉強でもあり。
国民の鈍感さでもあるのを忘れずに。
世界と戦うスポーツ選手たちは否応なくそれと向き合わざるを得ない。
その「真っ当さ」をどのように組織に採り入れられるかかがポイント。
わが国のほとんどはそれが出来ていず。
「腐る理由」がそこにあるのは明白だろう。
前田哲「ロストケア」(’23)を観る。
「国に捨てられた人々」がここに。
生活保護も受けられず親の介護で追い詰められる姿を覚えておこう。
いったん「穴」に落ちたら誰も助けてくれない。
長澤まさみが確保している「安全地帯」から「正義」を言われてもと。
そのように言う松山ケンイチの採った行動をどう判断するのか。
本作の描き方に対する考えを上野千鶴子に書いてもらいたい。
おそらく唯一の疑問は「国以外のものに頼らない主人公の姿」。
そしてそれが「最大の問題」だったり。
「民間が独自にやっている介護」もあるのにそれは全く描かれず。
無理やり「悲惨さ」を描いているようにも思えるのだが如何。
何より主人公を「崇拝」していた同僚の加藤菜津が。
なぜか「風俗店」に転職しているのはあまりにも強引(「風俗差別」ではないのか)。
そうした「キズ」が微妙。
全体に「問題提起」としてはわかるけれど。
柄本明の「認知症の演技」はさすが。
峯村リエ、「ずん」のやすが好ましく綾戸智恵は「いかにも居そう」。
介護者が要介護者に「死んでくれ」と思ったりするのは「よくあること」。
ただしそれは「ワンオペ」だからというのを忘れずに。
本作はどこか「頭で作られている感じ」がする。
それが何とも残念。
岩田健太郎「ワクチンを学び直す」を読む。
さまざまな情報が本書にはあるけれど。
一番肝心なのは「厚労省という組織のダメさ」かも。
要は「世界と向き合っていない」ということに尽きる。
最新の研究成果にも触れぬまま。
「内輪の事情」で意味不明なシステムを作り出し。
いたずらに国民の健康を危険に晒し。
もっともそれをそのままにしているのは政治家の不勉強でもあり。
国民の鈍感さでもあるのを忘れずに。
世界と戦うスポーツ選手たちは否応なくそれと向き合わざるを得ない。
その「真っ当さ」をどのように組織に採り入れられるかかがポイント。
わが国のほとんどはそれが出来ていず。
「腐る理由」がそこにあるのは明白だろう。
前田哲「ロストケア」(’23)を観る。
「国に捨てられた人々」がここに。
生活保護も受けられず親の介護で追い詰められる姿を覚えておこう。
いったん「穴」に落ちたら誰も助けてくれない。
長澤まさみが確保している「安全地帯」から「正義」を言われてもと。
そのように言う松山ケンイチの採った行動をどう判断するのか。
本作の描き方に対する考えを上野千鶴子に書いてもらいたい。
おそらく唯一の疑問は「国以外のものに頼らない主人公の姿」。
そしてそれが「最大の問題」だったり。
「民間が独自にやっている介護」もあるのにそれは全く描かれず。
無理やり「悲惨さ」を描いているようにも思えるのだが如何。
何より主人公を「崇拝」していた同僚の加藤菜津が。
なぜか「風俗店」に転職しているのはあまりにも強引(「風俗差別」ではないのか)。
そうした「キズ」が微妙。
全体に「問題提起」としてはわかるけれど。
柄本明の「認知症の演技」はさすが。
峯村リエ、「ずん」のやすが好ましく綾戸智恵は「いかにも居そう」。
介護者が要介護者に「死んでくれ」と思ったりするのは「よくあること」。
ただしそれは「ワンオペ」だからというのを忘れずに。
本作はどこか「頭で作られている感じ」がする。
それが何とも残念。
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