晴れ。35度はマシだと思うように。
ロジェ・マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々 少年園」を読む。
今回の主役はアントワーヌ。
父親に代わって彼がジャックを「管理する」ようになり。
父親チボー氏の「悩み」も描かれ。
結局ヴェカール神父に「脅され」従うのだけれど。
アントワーヌの幼馴染みリスベットも登場。
彼は彼女にジャックを誘惑させるなどして。
フォンタナン夫人は彼に惹かれつつ。
その気持ちを押し殺して離婚裁判を取り下げたり。
何ともややこしいこと。
「物語のタネ」は大いに撒かれたので今後の展開が楽しみ。
ジェシカ・ハウスナー「リトル・ジョー」(’19)を観る。
植物研究者のアリスは「幸せになる香り」を持つ「リトル・ジョー」を開発するのだけれど。
やがて周囲の人間たちが徐々におかしくなっていってというお話。
ドン・シーゲル「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(’56)に似ている。
本作に「繭」は登場しないものの。
花粉によって「感染」した者たちは「幸せそう」である一方。
「リトル・ジョー」以外の存在に無関心になり。
その現実に気付いたベラ、ケリー・フォックスの行方がなかなか。
当初は彼女の話を信じていなかったアリス、エミリー・ビーチャムだったが。
犬の登場はジョン・カーペンター「遊星からの物体X」(’82)を。
「父子ふたりの釣り姿」は小津安二郎「父ありき」(’42)を思い出させる。
「リトル・ジョー」がゆっくり花開いて花粉を撒く不気味さがいい感じ。
伊藤貞司の音楽も「奇妙な雰囲気作り」を手伝って。
本作はもっと多くの人に観られるべき作品。
なるほど「ボタニカル・スリラー」か。
ロジェ・マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々 少年園」を読む。
今回の主役はアントワーヌ。
父親に代わって彼がジャックを「管理する」ようになり。
父親チボー氏の「悩み」も描かれ。
結局ヴェカール神父に「脅され」従うのだけれど。
アントワーヌの幼馴染みリスベットも登場。
彼は彼女にジャックを誘惑させるなどして。
フォンタナン夫人は彼に惹かれつつ。
その気持ちを押し殺して離婚裁判を取り下げたり。
何ともややこしいこと。
「物語のタネ」は大いに撒かれたので今後の展開が楽しみ。
ジェシカ・ハウスナー「リトル・ジョー」(’19)を観る。
植物研究者のアリスは「幸せになる香り」を持つ「リトル・ジョー」を開発するのだけれど。
やがて周囲の人間たちが徐々におかしくなっていってというお話。
ドン・シーゲル「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」(’56)に似ている。
本作に「繭」は登場しないものの。
花粉によって「感染」した者たちは「幸せそう」である一方。
「リトル・ジョー」以外の存在に無関心になり。
その現実に気付いたベラ、ケリー・フォックスの行方がなかなか。
当初は彼女の話を信じていなかったアリス、エミリー・ビーチャムだったが。
犬の登場はジョン・カーペンター「遊星からの物体X」(’82)を。
「父子ふたりの釣り姿」は小津安二郎「父ありき」(’42)を思い出させる。
「リトル・ジョー」がゆっくり花開いて花粉を撒く不気味さがいい感じ。
伊藤貞司の音楽も「奇妙な雰囲気作り」を手伝って。
本作はもっと多くの人に観られるべき作品。
なるほど「ボタニカル・スリラー」か。
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