退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「さよならの夏」がそれぞれの声色を引き立てる曲だということについて

2011-08-08 03:04:14 | Weblog
毎度youtube。

手蔦葵森山良子倍賞千恵子

囁きの息の中に力強さを秘めた声とあくまで透明なハイトーンの声、
シャンソンのように歌い上げる落ち着いた声。

やや日本語の発声に外国語らしさがあるものと「正しい日本語」を思わせるもの、
地に足の着いたドラマを感じさせて響くもの。

たとえばここに椎名林檎バージョンを加えたりすると
ちょいとストリート風のギザギザした雰囲気が出るのだろう。

あるいは松田聖子なら彼女独特の甘えて上ずったような声が
別な「夏」を演出するはず。

桜田淳子ならいかにも「学園風」。
UAであやしげに。

深田恭子だと少し背伸びした感じ。
小泉今日子はやや暗いムードも出そう。

中森明菜ならドロドロした背景もあり。
「純粋」を出せたはずの昔の杉田かおるとか。

この曲にどうしても合わない人も当然いて。

あれこれ考えると楽しい。
あー、井上陽水が歌うとなんだかイヤらしくなりそう。

「黒一点」を交えたあたりでとりあえず終了しておく。
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