晴れ。気温の割りに風は涼しく。
岡崎雅子「寝ても覚めてもアザラシ救助隊」を読む。
小学生で目覚めてしまった著者の行方。
多少の回り道はありつつアザラシと接することの出来る場所へ。
その名は「オホーツクとっかりセンター」。
「とっかり」とはアイヌ語で「アザラシ」のこと。
「自然のまま」ならおそらくは死んでしまっていただろうアザラシの保護の意味や。
漁業被害をもたらす彼らを保護することに迷いつつ。
「リリース」しても死んでしまう個体もあり。
それでも「アザラシが好きなこと」に変わりはなく。
著者の「座右の銘」は「好きこそものの上手なれ」。
文字通りの生き方がなかなかに味わい深い次第。
山本夏彦・久世光彦「昭和恋々 あのころ、こんな暮らしがあった」を読む。
前者は「関東大震災」が「時代の区切り」だと言い(大正四年=1915年生まれ)。
後者は「幼い頃の記憶」を語る(昭和十年=1935年生まれ)。
「失われた暮らしや言葉」の数々よ。
敢えて例えるなら「火星の地下の水」に近いのかも。
「過ぎてしまえばみな美しい」と書いたのは阿久悠。
森田公一がメロディーを作った曲を載せておく。
「出来るだけきちんと生きなきゃ」という「倫理」がここにはある。
もっともそれも「信頼出来る仲間」がそばにいたからだろう。
今日も「闇バイト」に応募した結果だと思われる犯罪と。
いたずらに金を求めた詐欺のニュースが流れる。
ソン・ヨンホ「鬼はさまよう」(’15)を観る。
「あまりの酷さ」に泣き叫び「正義」を実行する主人公たちよ。
いかにも韓国らしく。
連続殺人犯パク・ソンウンの感情の無さと不死身さと不気味な笑顔がなかなか。
ただし本作が面白いかと言われると微妙。
殺されたスギョンが妊娠していたのも。
「正義を正当化するため」の設定だから。
死ねなかったスギョンの夫スンヒョンがヤクザに近づいたのは復讐のため。
ただし彼は犯人に対していささか「無防備」過ぎる趣き。
スギョンの兄であり刑事であるキム・サンギョンの報復を許す後輩の姿を忘れずに。
これまた「正義のため」で。
かの国の「異様な正義ぶり」が本作からは大いに伺える。
何より「前大統領」が検察によって必ず「犯罪者」にされるのだからいやはや。
岡崎雅子「寝ても覚めてもアザラシ救助隊」を読む。
小学生で目覚めてしまった著者の行方。
多少の回り道はありつつアザラシと接することの出来る場所へ。
その名は「オホーツクとっかりセンター」。
「とっかり」とはアイヌ語で「アザラシ」のこと。
「自然のまま」ならおそらくは死んでしまっていただろうアザラシの保護の意味や。
漁業被害をもたらす彼らを保護することに迷いつつ。
「リリース」しても死んでしまう個体もあり。
それでも「アザラシが好きなこと」に変わりはなく。
著者の「座右の銘」は「好きこそものの上手なれ」。
文字通りの生き方がなかなかに味わい深い次第。
山本夏彦・久世光彦「昭和恋々 あのころ、こんな暮らしがあった」を読む。
前者は「関東大震災」が「時代の区切り」だと言い(大正四年=1915年生まれ)。
後者は「幼い頃の記憶」を語る(昭和十年=1935年生まれ)。
「失われた暮らしや言葉」の数々よ。
敢えて例えるなら「火星の地下の水」に近いのかも。
「過ぎてしまえばみな美しい」と書いたのは阿久悠。
森田公一がメロディーを作った曲を載せておく。
「出来るだけきちんと生きなきゃ」という「倫理」がここにはある。
もっともそれも「信頼出来る仲間」がそばにいたからだろう。
今日も「闇バイト」に応募した結果だと思われる犯罪と。
いたずらに金を求めた詐欺のニュースが流れる。
ソン・ヨンホ「鬼はさまよう」(’15)を観る。
「あまりの酷さ」に泣き叫び「正義」を実行する主人公たちよ。
いかにも韓国らしく。
連続殺人犯パク・ソンウンの感情の無さと不死身さと不気味な笑顔がなかなか。
ただし本作が面白いかと言われると微妙。
殺されたスギョンが妊娠していたのも。
「正義を正当化するため」の設定だから。
死ねなかったスギョンの夫スンヒョンがヤクザに近づいたのは復讐のため。
ただし彼は犯人に対していささか「無防備」過ぎる趣き。
スギョンの兄であり刑事であるキム・サンギョンの報復を許す後輩の姿を忘れずに。
これまた「正義のため」で。
かの国の「異様な正義ぶり」が本作からは大いに伺える。
何より「前大統領」が検察によって必ず「犯罪者」にされるのだからいやはや。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます