退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「遠きにありて思うもの」について

2011-08-08 01:35:14 | Weblog
晴れ。朝からバタバタする。

「哲学の饗宴」はまだ読み終わらず。
どうやらあまり内容には歯が立ってない感じ。

あれこれ落ち着かないので
頭がまともに動いてないということにしておこう。

マル激のNコメを観る。

福島では夏休みを機会に「疎開」する子どもがさらに増えるらしい。
もちろん「内部被爆」のことを考えるとどうしようもないこと。

ただ住み慣れた環境を一気に奪われてしまう子どもたちのことを考えると
やはり「原発事故」というものの影響の大きさを考えざるをえない。

友だちと唐突に離れ離れになる寂しさを抱えながら
彼ら彼女らは生きていかなければならない。

ちなみに戦争当時の疎開を描いた作品で知っているのは
小林信彦「冬の神話」のみ。

イジメあるいはそれに類することが各地で起きる(すでに起きている)ことも予想され
それぞれの苦悩がしのばれる。

もちろん「幸福な出会い」もあるとは思われるので
できるだけたくましく生き延びてもらいたいと思うのみ。

そうしたことを子どもにある意味「強制」せざるをえない大人たちの苦労もあり。
少なくとも数万単位の人々の「現状」がそうであることは知っておきたいもの。

やせがえる 負けるな一茶 これにあり とかつて詠んだ俳人がいたことを思い出す。

この「応援歌」は時代を超えるものだと思うので敢えて。
少しだけ笑って受け止めていただければ幸いだけれど。
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