退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「老人力を更新中であることあるいは『パトリ=愛郷』を描いた映画」について

2020-03-01 02:05:37 | Weblog
くもりのち雨。夕方から降り始める。

「杜甫詩選」を読み進めるもののあまり消化できず。

このところ酒に弱くなっている模様。
目覚めて活動を始めたあたりで酔いが再び。

なるほど「遅れてやってくる」のが老化か。
「老人力」更新中。

ジョセフ・コシンスキー「オンリー・ザ・ブレイブ」(’17)を観る。

「オブリビオン」(’13)の監督は「物語」をよくわかっている。
「ヤク中」を敢えて仲間にする主人公はかつて同じような存在で。

「中毒者」が対象をクスリでなく仕事にもすることを覚えておこう。
やがて「夫婦の絆の理由」が明らかになり。

「山火事の怖ろしさ」があらためて身に沁みる描写。
「圧倒的な力」にはどうにも対抗できないことも。

ジョシュ・ブローリンのいかにもな隊長ぶりよ。
その妻ジェニファー・コネリーの「現在の姿」にふむふむ。

ジェフ・ブリッジスも70を過ぎたのか(本作はそれ以前)。
いかにも「顔役」な感じが出ていて。

「ヤク中=放蕩息子」だと思えばこの物語は理解しやすいかも。
あとは「実話」に基づいているというのがポイント。

エンドロールで彼らの写真など。
かの国にもこんな素敵な地方があるのね。

「パトリ=愛郷」ということの意味がここに。
展開はわかっていても楽しませて頂きましたといった趣き。
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