晴れ。来週半ばまで暑いとのこと。
和田静香「50代で一足遅れてフェミニズムを知った私が
ひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと」を読む。
「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた」は。
図書館で見かけていたけれど本書を先に読むことになった次第。
もちろん同じ著者の作品だとは知らず。
そういう「ご縁」だということで。
フリーライターとアルバイトの「二足のわらじ」でどうにか暮らしていた著者だったが。
コロナ禍前後に二つのバイトをクビになり。
「書くしかない」と腹を括った末に出来たのが「時給はいつも最低賃金」だった模様。
「独身女性はなぜこんなに苦しいのか」と。
さて本書の内容は。
「パリテ法=男女平等の政治参画を促すもの」に希望を見出し。
「日本で初めてパリテを達成した町」である大磯を訪れ。
かつては相当に保守的だった場所に新たな住民がやってきて。
少しずつ変わっていった「歴史」を魅力的な女性たちに教えられることに。
いささか「とっ散らかった感じ」ではあるけれど。
「居場所を見つけた」と思うに至るのは「ビルドゥングス・ロマン=成長物語」に似て。
「地方自治は民主主義の学校」であることをあらためて。
この種の町が各地にあるとうれしい。
ダリオ・アルジェント「ダークグラス」(’22)を観る。
冒頭にはかつての作品の雰囲気を感じられたものの。
それ以降は「盲目になった娼婦が生き延びるためのお話」。
中国人少年チンとともに連続殺人犯から逃れ。
「悪玉」のキャラクターに魅力がないのが残念。
主人公を助ける訓練士に監督の娘でプロデューサーでもあるアーシア・アルジェント。
彼女は「親切な普通のおばさん」といった趣き。
面白いかと言われると微妙。
「ミステリー」として犯人が誰なのかをもう少し観客に考えさせるものであれば。
結末も何だか。
「マスター・オブ・ホラー」も衰えたということで。
和田静香「50代で一足遅れてフェミニズムを知った私が
ひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと」を読む。
「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた」は。
図書館で見かけていたけれど本書を先に読むことになった次第。
もちろん同じ著者の作品だとは知らず。
そういう「ご縁」だということで。
フリーライターとアルバイトの「二足のわらじ」でどうにか暮らしていた著者だったが。
コロナ禍前後に二つのバイトをクビになり。
「書くしかない」と腹を括った末に出来たのが「時給はいつも最低賃金」だった模様。
「独身女性はなぜこんなに苦しいのか」と。
さて本書の内容は。
「パリテ法=男女平等の政治参画を促すもの」に希望を見出し。
「日本で初めてパリテを達成した町」である大磯を訪れ。
かつては相当に保守的だった場所に新たな住民がやってきて。
少しずつ変わっていった「歴史」を魅力的な女性たちに教えられることに。
いささか「とっ散らかった感じ」ではあるけれど。
「居場所を見つけた」と思うに至るのは「ビルドゥングス・ロマン=成長物語」に似て。
「地方自治は民主主義の学校」であることをあらためて。
この種の町が各地にあるとうれしい。
ダリオ・アルジェント「ダークグラス」(’22)を観る。
冒頭にはかつての作品の雰囲気を感じられたものの。
それ以降は「盲目になった娼婦が生き延びるためのお話」。
中国人少年チンとともに連続殺人犯から逃れ。
「悪玉」のキャラクターに魅力がないのが残念。
主人公を助ける訓練士に監督の娘でプロデューサーでもあるアーシア・アルジェント。
彼女は「親切な普通のおばさん」といった趣き。
面白いかと言われると微妙。
「ミステリー」として犯人が誰なのかをもう少し観客に考えさせるものであれば。
結末も何だか。
「マスター・オブ・ホラー」も衰えたということで。