退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「セクハラ」について

2015-06-25 02:31:25 | Weblog
晴れ。おだやか。

牟田和恵「部長、その恋愛はセクハラです!」を読む。

「セクハラ」の根底にあるのは
「男女のコミュニケーション・ギャップ」。

そこを具体的に明らかにしたのが本書の功績。
もっとも「男子の鈍感さ」はここでも浮かび上がる。

女子の「おだやかなNO」に気付かないまま相手の訴えを「裏切り」だと思い込み。
その結果裁判で女子が勝ったとしても「職場あるいは望んだコース」が失われたり。

少なくとも「職場の上司と部下」であれば
「対等な関係」ではなくむしろ「セクハラ」になりやすいということなど。

とりあえず男子の「女性観」というものが相当に間違っているのは確か。
男子が「女子」と認めるのは「性的魅力」を抜きに出来ない「認識の仕組み」なども。

「ストーカー」の存在が一般的になって以来
最悪の場合それらが殺人に至るケースまでもあるのだから。

20代30代の若者の4割が「恋人はいらない」と答えているのも
実はそのあたりに理由があったりして。

著者も「はじめに」で使っている「黒の舟歌」を。
長谷川きよしのギターと歌だとちょいと「ロマンチック」になるか。

男と女の間にはそれ以外にDVもある。
男子はどうしてもっと女子に近づけないのだろう。

もちろん自らを振り返ればさまざまな「黒歴史」があり
偉そうなことを言えた義理ではないのを承知の上で。

どうにか日々精進しているつもりのうちに
やがて寿命が来そうな予感だけは確かにある。
コメント
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