退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「不穏な気持ち」について

2015-06-02 02:53:11 | Weblog
『晴れ。暑さはそれほどでもなく。

倉本聰・林原博光「愚者が訊く」を読む。

池上彰、大島慶一郎、山田英生、松井孝典、山際寿一、小出裕章、山下惣一。』
と書いてちょいと横になったら昨日は寝てしまう。

この人選はかなり「まとも」で
それぞれにふむふむと思わせてくれる内容。

敢えて言えば「女子」がひとりもいないのと倉本聰の「成程」の連発がやや気になるところ。
「軽めの加齢臭のようなもの」だと思っておくことにする。

晴れのちくもり。少し蒸す。

ウィレス・ブロッカー、ロバート・クンジグ「CO2と温暖化の正体」を読む。

「気候変動の激しさ」についてあらためて思う。
その原因をめぐる科学者たちの「理論あるいは調査」について。

「温かい表層水と冷たく塩分の濃い深層水のベルトコンベヤー」の「停止」が
過去に大きな気候変動をもたらしたというのを再確認する。

「地球温暖化」についてはほぼ意見が一致しその原因が「CO2」にあるのだとして
「大気から炭素を除去する」「炭素を地中に処理する」話は現在どうなっているのだろう。

3・11がなかったかのようにふるまうことが「政官財民」の「基本」であるわが国においては
そもそも「気候変動」など「どうでもいいこと」なのかもしれない。

「事故原因の特定があいまいなまま」であり災害が「現在進行中」でもある「原発」について
「核のゴミ処理方法」もなく「火山活動が活発な国」で「20%」を維持するというのだから。

この「どうしようもないデタラメぶり」には「嗤う」よりなく。
さっさと滅べということか。

などとついつい「不穏な気持ち」になるのを押さえて
せめて「原発に関する国民投票」を実現したいものだと思うことしきり。
コメント
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