退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「うんざりすることと怠惰」について

2014-07-14 02:18:14 | Weblog
くもり。ちょっとだけ降る。

佐藤優「人間の叡智」を読む。

ところどころ意味不明な部分がありつつ
それでも十二分に説得力があったりする内容。

個人的にはある種の「読書案内」だと理解しておく。
これくらいの「教養」がないと「まともなエリート」とは呼べないか。

あらゆる試験は「記憶力」で勝負できるとして
それ以外の「能力」がいかにあるかが大切だというのには大いに納得する。

政治にも「物語」が必要らしい。
ただしみんなを「乗せる」だけの絵を描ける者は残念ながらわが国には少ない。

マル激Nコメを観て司法官僚の「ダメさ」を再確認する。

もっともそれは「推定無罪」という近代司法の原則を理解しない民度に支えられて。
官僚との「駆け引き」についてなるほどと思うことしきり。

彼らのやり口はいつものように
「多勢に無勢」の「会合」を組織して自分たちに都合のいい結論を出すパターン。

今回は「盗聴」と「司法取引」を持ち出した模様。
「証拠開示」も「取り調べの全面可視化」もないままに。

「冤罪製造システム」はさらに強力になる可能性もある。
この「現実」は「庶民」でもわかるデタラメぶりなのだけれど。

いたずらに「生活」に追われているとそのことがわからない。
「仕事」しかできない毎日がいかに「貧しい」かを知ろう。

さて。

今宵も眠くなるまで飲む予定。
コメント
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