退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「疲れと形式あるいはスタイル」について

2014-07-19 02:50:49 | Weblog
『晴れ。またまた暑い。

「アイヒマン調書」読了。

「悪の凡庸さ」を堪能する。
「神経が麻痺した人物による効率」には気をつけたいもの。

数字だけで評価するとそういうことになりがち。
「中身」を伴わない数字は瞬間的に出せてしまうものだから。』と書いて昨日は寝る。

そろそろエアコンを入れて寝るべきか。
ついつい扇風機ですませてしまって知らぬ間に疲れているのかもしれないけれど。

「白楽天詩選(上)」を読み始める。

玄宗と楊貴妃を歌った「長恨歌」には「連理の枝」という久方ぶりの言葉あり。
家が廃れるのは人のせいだと説く「凶家」もなかなか。

「林間煖酒燒紅葉 石上題詩掃苔」が有名な「送王十八歸山、寄題仙遊寺」。
書き下しは「林間に酒をあたためて紅葉を焼き 石上に詩を題して緑苔を掃う」。

今のところ印象に残ったのはこれくらい。
今回ものんびりゆったり読み進めるつもり。

和歌の「本歌取り」のように
漢詩には短い言葉の中に「過去の逸話」が詰まっているのがいいところ。

否応なく「歴史」をたどることになるのはまさに「古人の智恵」。
できるだけ「注釈」を細かく読みたいと思いつつもついつい「怠惰」が顔を出し。

とりあえず頼りない自分の感覚にしたがって
ピンときたものについては忠実でいくつもりではある。

いつもそうだったしこれからもそう。
コメント
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