股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

コン・ティキ

2014年05月23日 10時17分43秒 | 映画評論カ行
製作年:2012年
製作国:イギリス/ノルウェー/デンマーク
日本公開:2013年6月29日
監督:ヨアヒム・ローニング / エスペン・サンドベリ
出演:ポール・スヴェーレ・ハーゲン,アンドレス・バースモ・クリスティアンセン
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ノルウェーの学者、トール・ヘイエルダールは、南太平洋ポリネシア諸島の住民の起源が南米にあるという説を信じていた。ヘイエルダールはインカ帝国を征服したスペイン人の図面を参考にし、古代インカでも簡単に手に入る材料を使用し、コン・ティキ号という名前のいかだを作る。そして1947年、ついにペルーからポリネシアまで約8,000キロに及ぶ航海に出発する。
ノルウェーの人類学者で海洋生物学者、トール・ヘイエルダールの実話を基に、太平洋の航海をダイナミックに描いた海洋アドベンチャー。南太平洋に浮かぶポリネシア諸島の人々の起源が南米にあることを立証すべく、ヘイエルダールが敢行したいかだ「コン・ティキ号」による8,000キロにも及ぶ旅を活写する。監督は、『ナチスが最も恐れた男』でコンビを組んだエスペン・サンドベリとヨアヒム・ローニング。危険を伴う壮大な冒険に挑む男たちの姿に圧倒される。

トール・ヘイエルダールの実話を基に作られた8,000キロにも及ぶ航海の描いた本作。最近「オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜」を観たので比べてしまうのですが、本作の方が完成度は良かったです。どこまでが事実なのかは分かりませんが、海の美しさと怖さがよく伝わってくる作品でした。特に海の中の映像はリアル過ぎです。夢を追いかける男と、現実を見る女。夢と家族を同時に持つのは難しいものか…。もう少し妻も待ってあげればいいのにと思ってしまうのは男の一方的な考えなのかな。どちらかと言えば男性向けの映画かと思います。

嵐やサメによって何度も命を落としそうになるのですが、8,000キロという長い航海の苦労が伝わってこなかったのが残念。たしかに2時間で8,000キロの事を描けというのも無理な話なのだが、観終わったあとで感動できるポイントが欲しかった。

この作品の評価・・・・72点

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