股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

映画 えんとつ町のプペル

2021年11月26日 09時28分55秒 | 映画評論ア行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2020年12月25日
監督:廣田裕介
出演:窪田正孝,芦田愛菜,立川志の輔,小池栄子,藤森慎吾,國村隼
『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト

煙に覆われたえんとつ町で暮らす人々は空を見たことがなく、ましてや空には輝く星があるなどと信じる者は誰もいなかった。だが、えんとつ掃除人の少年ルビッチだけは父親の教えを信じ、空を見上げては、煙の向こうにはきっと星があるはずだと思っていた。町の住人たちはそんなルビッチを笑い者にし、一人ぼっちになってしまった彼が出会ったのは、ゴミ人間プペルだった。
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が手掛けた絵本、「えんとつ町のプペル」を原作にした劇場版アニメーション。煙に覆われた町を舞台に、えんとつ掃除人の少年と、ゴミから誕生したゴミ人間の冒険を描き出す。西野は製作総指揮と脚本を担当し、廣田裕介が監督を担当する。
『鉄コン筋クリート』や『海獣の子供』などのSTUDIO4°Cが、アニメーション制作を担う。

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が手掛けた絵本「えんとつ町のプペル」を原作にした劇場版アニメーション作品。煙で覆われた町で暮らす少年ルビッチと、ゴミ人間プペルの友情を描いた物語。内容としては王道のアニメ映画かなという印象ですが、大人でも楽しめると思います。“目に見えないものは信じてはいけないし、夢を見てはいけない”“周りの空気を読まなきゃいけない”“人と違うことをすれば笑われる”。大人になると目の前のことだけを見てしまいがち。人間や世の中の悪いところばかり目がいってしまう。でも常識やルールなんて取っ払って、周囲から否定されても自分が信じる道を進むことの大切さが描かれていて後半は大人に向けたメッセージがありました。煙突や煙の先には、もっともっと広い世界がある。下を向かないで上を向け!子供向けの夢や友情の大切さを描いたシンプルでストレートなメッセージ性と、大人向けの環境問題や政治色のメッセージ性のバランスが上手い。相手を批判したり否定するのではなく、信じることや思いやること、そして愛することが、大切なのだとルビッチやプペルから教わりました。泣けはしなかったけど良い映画でした。
CGはすごく綺麗で良かったけど、途中で入るミュージックビデオのような演出が少々しつこかったかな。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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